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「畳の日」は年2回、4月29日と9月24日に全国畳産業振興会(会員数約1,500名)が設定している。この春の畳の日に合わせ、“畳寺”で知られる京都市上京区の清浄華院で「畳寺の畳まつり」が開催される。

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清浄華院は、平安時代に円仁が創建し、畳とほぼ同じ約千年の歴史を誇る浄土宗の大本山。京都御所の東隣に位置する境内に約200畳の大殿があって、関係者から“畳寺”の愛称で親しまれている。

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当日まず、日本で唯一という畳の風物詩行事「畳供養」が行われる。清浄華院の僧侶が全国の畳職人が古ゴザに願いを込めた“畳の護摩ゴザ”を古畳で作った「畳の菰(こも)」に入れ、奇岩青樹の供養を行う。終了後、先着100名に畳縁で作った「畳のお守り」が授与される。

また、この日限定の畳寺の限定御朱印が授与される(朱印料300円)ほか、今年の干支「戌」の印も同時に押印する。京菓子處 鼓月製「畳寺スイーツ」も来場者に先着プレゼント(なくなり次第終了)

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さらに、若手イケメン畳職人による約400年の歴史を誇る畳づくり製作が披露され、匠の技が間近で見学できるのに加え、畳を使ったユニークな楽器で演奏する「畳ライブ」、畳の滑り台や畳のスケートボードなどのインスタ映えする畳グッズも一挙展示される。

入場無料。限定ご朱印の押印、抹茶振舞いは有料。

全国畳産業振興会