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 “世界基準のイケメンを発掘する!”という、壮大なテーマにて企画が進められていた「第1回ミスターパブリックグランプリ」の最終選考会が2018年3月に実施された。同大会は、“オトナの社交場”として注目が集まるバー「The Public Stand」が主催するもので、一か月間に渡って実施されたインスタグラムの「いいね!」得票数に加え、最終選考会におけるスピーチやファッションチェック、コミュニケーション審査により、24人のイケメン候補者の中からたった一人の勝者が決定するという、苛烈な戦いとなっていた。今回のグランプリ受賞者は、2018年4月にエジプト/カイロ開催の世界大会「MR.ECO international」の日本代表として出場する権利が与えられる。

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当日、特別審査員として招かれていたのは格闘家の才賀紀左衛門氏、「姉ageha」専属モデルの早川沙世氏、美人料理研究家として話題の河瀬璃菜氏、「パブリックスタンド」など数多くの飲食店を手掛ける株式会社セクションエイトの横山淳司社長、さらに今回のゴールとなる世界大会、「MR&Miss.ECO international」のナショナルディレクターである吉井絵梨子氏と、同大会2018の日本代表として決定している勝本有莉実氏の6名。美容師やダンサー、IT企業勤務など、様々な経歴を持つ候補者たちに、審査員としての厳しい目を向けていた。

まずは、審査項目のひとつであるスピーチがスタート。今回のテーマは「それぞれの夢」で、一人1分という短い持ち時間の中で、それぞれが最大限のアピールを行った。続く“パフォーマンス審査”では、各々の特技を披露したり、さらに掘り下げられたインタビューに答えることで、人間性をアピール。会場に集まった一般審査員と充分なコミュニケーションを図ったうえで、グランプリにふさわしいイケメンを選ぶための投票が行われた。

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インスタグラム投票や特別審査員、一般審査員投票など、すべてを加算した総得点によって順位を決定。今回、栄えあるグランプリに輝いたのは、渋谷で美容師として活躍する工藤直耶氏(24)だった。圧倒的な高得点を叩き出し、念願の勝利を勝ち取った工藤氏だが、その評価ポイントについて、女性審査員たちは次のように語った。

「身長が高く、顔立ちもはっきりしているので、間違いなく世界大会でも映える存在だと思った」(河瀬氏)
「自分の夢を語る姿に好感が持てた。経営者になりたいという夢も頑張ってほしい」(早川氏)
「日本代表として、どのようなメッセージを発信しながら戦ってくれるか?という観点でジャッジした」(吉井氏)と、期待も大きい。
同じく世界大会へと出場することが決定している勝本氏も、「一緒に頑張りましょう」とエールを送った。

横山社長は、最終候補者として残っていた「パブリックスタンド」の従業員がグランプリを獲得できなかったことに対して多少の悔しさをにじませながら、工藤氏に「世界大会でも活躍してほしい」と熱いメッセージを送った。特別審査員の才賀氏から「ぜひ、みんなの思いを乗せて世界大会で頑張ってもらいたい」とエールが送られると、工藤氏も「やるからには世界一を取るつもりで行ってきます」と決意のほどを語った。
イベント終了後に実施したインタビューでは、今回の勝因について、「スピーチでしっかり自分の考えを伝えることができたから」と自己分析。「支えてくれた周囲の方々に、この喜びを伝えたい」と述べた。