かの女性芸人のネタにあるように、この世には35億の異性が存在。
けれど運命の人はどこかにいるはずなのに、日常で出会えるのはほんのわずか。驚くほど自分の世界は狭いものなのです。
けれど運命の人はどこかにいるはずなのに、日常で出会えるのはほんのわずか。驚くほど自分の世界は狭いものなのです。
核家族化、働き方の変化、女性の社会進出などという時代的な背景から、お見合い・地縁・職縁など出会いの場が減少していると言われる昨今。
そんな中、出会いがなければ「婚活をする」という男女が急増し、2018年1月に刊行された広辞苑第7版に「婚活」が収録されるなど、婚活はより身近でメジャーな存在になってきました。
しかし一方で理想の相手に出会うのはそう簡単なものではなく、いわゆる「婚活疲れ」から婚活を止めてしまう人も多いのが現実。根気が必要とされる婚活を自分1人で頑張っていると、どうしても孤独感を感じてしまうものなのだそう。
そこで婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは「チーム婚活×スマート婚活プログラム」を今年4月スタートしました。
チームサポートコースは、コンシェルジュと活動設計をした後、専任のコンシェルジュをリーダーにチームで成婚に向けて活動をするコース。
ソロサポートコースは、コンシェルジュによる活動プランをもとに自分のペースで婚活を進めるコース。
プランニングプログラムは、専門コンシェルジュと婚活について気軽に相談できるプログラムで、登録料や初期費用は一切不要。「婚活を始めてみたいけれど、具体的にどうしたらいいのかわからない…」というような婚活初心者にとってなんとも魅力的。また「いろいろ婚活をやってみたけどズルズルと相手が見つからない」というまさに婚活疲れの人も是非体験してもらいたい。
今回、パートナーエージェントの全てのプログラムで行われるコンシェルジュの活動設計、カウンセリングを26歳独身男性、31歳独身女性が体験する様子を見学することができたので、その一部をご紹介しましょう。
26歳独身男性 Aさん
普通に彼女が欲しいからです。数年前に兄が結婚して子供が生まれたので、自分もそんな家庭が欲しくなってきたというのもあります。あと、今一人暮らしなので誰かがご飯を作って待ってくれたらいいな、と。(笑)
――最後に女性とお付き合いしたのはいつですか?
昨年11月から付き合っていた彼女がいたんですけど、4月に別れちゃいました。
――どんなところが合わなかったのですか?
すごく好きで思い切って告白したんですけど、いざ付き合ってみたら色々性格が合わなかったんです。僕が平日電話したら嫌がられたり、連休でも会ってくれなかったり。お互いのペースが違うような感じでしたね。
――その女性のどんなところに惹かれたのですか?
付き合う前は話が合って楽しいなと感じていました。でも実際に付き合ってみたらかなり違っていましたが…。
――女性を好きになったら自分から積極的にアプローチするタイプですか?
自分は相当恥ずかしがり屋なんで、普段は自分から行動しないんです。でも元彼女のことは本当に好きだったんで、思い切って告白しちゃいました。だから今でもちょっと心のダメージはありますね。
――今回このカウンセリングを受けに来られたのは未来のため?
そうですね。まだ完全に傷は癒えていませんが、他にいい人がいたらお付き合いしたいです。
――どのような結婚生活が理想ですか?
相手にも仕事を大事にしてほしいから共働きがいいですね。すれ違いがなければ、バリバリやってもらいたいです。
――でもご飯を作って欲しいんですよね?
あっ、そうですよね(笑)まあどっちでもいいです。
――結婚したら家事はどのように分担するイメージですか?
僕は洗濯が得意なので、料理や掃除をやってもらいたいですね。
――元彼女とのエピソードでなかなか会ってくれなかったのが辛かった、とのことですが、寂しがり屋ですか?
はい。かなりの寂しがり屋です(笑)。大学が地方だったので友人が東京にあんまりいないし。
――彼女に甘えたりするタイプですか?
そうですね。色々話や悩みを聞いてほしいし。でもちゃんと相手の話も聞きますよ(笑)
――彼女に一番求めることはどんなことですか?
性格が合うことが大事ですけれど、自分を応援してくれる人。あと、自分が素でいられるような、どちらかというと友人同士のように自然体で過ごせるような関係が理想です。
――お相手に対する希望条件が24歳〜28歳とありますが、どんな理由ですか?
自分の歳とあまりにも離れている人は今は考えられないですね。逆にタバコを吸っていてもお酒を飲んでいても構いません。
――お話を伺っているとAさんは、どこか寂しがり屋で色々と世話を焼いてくれるような女性がふさわしいかな、と感じたのですがご自分ではどう思われますか?
確かにも最後に付き合った彼女とはあまり会えなかったり、頻繁に電話もできなかったので、確かにおせっかいなぐらいな人の方が僕には合っているかもしれませんね。
――Aさんは相手に求める条件が少ないのですが、相手とのフィーリングが大事なのかと思われます。プロフィール上のデータではわかりにくいので、とりあえず気になる女性と何回か会ってみるのがいいかもしれません。自然とメールや電話の頻度などの付き合い方がわかってくると思います。
(インタビューを終えて:Aさんの感想)
色々お話させていただきましたが、自分が結婚に対して具体的なイメージを持っていないことがわかりました。あと、自分が寂しがり屋ということも新たな発見でしたね(笑)。コンシェルジュの方が言ってくれたように、世話焼き上手な女性がいいのかなとも気づけました。
31歳独身女性 Bさん
周りの友人が結婚して子供を持ちはじめ、少しずつ焦りやプレッシャーを感じるようになってきたので…。
――今まで婚活イベントに行ったことはありますか?
以前、同僚と一緒に婚活パーティーに行ったことがあります。
――パーティーに参加してどうでしたか?
初めての機会だったのでとても新鮮でした(笑)カップリングにはならなかったのですが、連絡先は交換しました。
――なぜパーティーに参加したのですか?
ちょうど付き合っていた男性と別れたばかりだったので、気晴らしに行ってみました。
――直近で男性とお付き合いされていたのはいつですか?
ちょうど2年前です。3歳年上の男性で、2年くらい付き合っていました。
――その男性のどんなところが好きでしたか?
会社を経営されている人で、生きていく力のようなところに魅力を感じていました。色々知識も豊富な人だったので、会話にも困らなかったですね。尊敬できる部分が多かったのもあります。
――別れた理由は?
結婚も考えていたのですが、式の準備をしていく上で、価値観の違いや、日々不満や不安に思っていたことがある時をきっかけに爆発してしまったんです。
――ご両親はどんな方ですか?
父、母ともに優しくあまり怒られたことはなかったですね。どちらかというと過保護に育てられました。大人になってどんなに遅くなってもご飯の用意がされていたり。30歳を手前に一人暮らしをはじめたのですが、大切に育てられたのだと両親への感謝の気持ちがさらに芽生えました。
――結婚したらどんな家庭をイメージされていますか?
専業主婦ではなく、働きながら家庭を築きたいです。母が専業主婦だったのですが、専業主婦って自由があるようでない、という印象があったので。自分で自由に行動できる時間もある程度ほしいと思っています。
――今まで、どんな男性とお付き合いされてきましたか?
日本人だけでなく、外国人の男性ともお付き合いしたことがあります。
――外国人と日本人の男性の違いは?
会話が外国語なので意思表示を明確にさせる必要があるので、意見をハッキリ伝えてくれますね。日本人同士だと色々あやふやになりがちですが、気持ちをちゃんと言ってくれるのは心地いいです。
――留学の経験はありますか?
欧州に留学したことがあり、意思表示に対する感覚もその頃変わったように思えます。ただものすごくホームシックになってしまったので、毎週のように家族に電話していました。
――もし外国人と結婚しても、ご両親は賛成してくれると思いますか?
はい。大丈夫だと思います。
――結婚したらどんな家庭を築きたいと思いますか?
自発的に生きていけるような子供を育てたいですね。自分は過保護に育てられたことで、社会に出てから結構苦労したんで(笑)
――結婚したら家事は旦那さんに手伝ってほしいですか?
気づいた方がやればいいと思っています。例えば先に帰宅した方が夕食を作ったり。いずれ子供が生まれても子育てや家事はできるだけ分担したいですね。
――お相手に対する希望条件に31歳から43歳までとありますが、一回り離れていても問題はないのでしょうか?
友人で43歳の男性がいるのですが、普通に話していて楽しいのでそれくらいの年齢であれば大丈夫かと思いました。
――年収は500万以上とありますが、こだわりは?
そんなにこだわっていませんが、自分より高ければ大丈夫です。学歴、お酒の量もこだわりません。身長は自分の164cmより高ければいいです。
――お話をお伺いしてみてBさんは、ご両親に大事に育てられた(いい意味で過保護で)という印象が強く、Bさんが安心して甘えられるような包容力のある男性が向いているかなと思いました。希望条件の年齢も43歳までと幅広いので、ある程度年齢が上の人の方が頼りがいを感じられるのではないかと。人生経験を積んだ男性の方がBさんの「やりたいこと」を実現させてくれやすいのでは?
(インタビューを終えて:Bさんの感想)
お話をすることで、自分自身が今まで気づけなかった要素を指摘してもらえ「なるほど」と感じることが多々ありました。特に年上の人が向いている、というのは思ったことがなかったので、これから相手を探す時の参考にしようと思いました。
Aさん、Bさんともにカウンセリングを受けて、自分では気づいていなかった一面が発見でき、今後の婚活の近道になったとの感想をいただけました。
このようにパートナーエージェントのコンシェルジュによるカウンセリングで人柄をじっくり掘り下げ、相談者が今まで感じてこなかった「気づき」を見出すことが重要と捉え、婚活を成功させるための第一歩につなげるのだそう。カウンセリング終了後も強引な入会の勧誘も全くなく(プランニングプログラムとしてカウンセリングを受けた場合)、入会するかどうかはあくまでも相談者が決めるといった雰囲気でした。場所も仕切りが建てられたプライベート感ある空間なのも魅力。
「婚活を始めたいけれどまずは相談してみたい」「自分なりに婚活を頑張っているけれど、なかなか運命の人と巡り会えない」という人は、気軽にカウンセリング受けて自分自身を知ることや自分を見つめなおすのも必要なのでは?