アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018」(SSFF & ASIA)は現在、世界130以上の国と地域から集まった1万本以上の作品の中から、選りすぐりの約250作品を6月24日(日)まで都内8会場で上映中だ。20周年のアニバーサリーイヤーとなる本年、アカデミー賞につながるグランプリをジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」に改名したほか、海外でも絶大な人気を誇る和楽器バンドとコラボレーションしたショートフィルムを発表し、話題となっている。

それが、4月25日に発売された5th Album「オトノエ」のリード曲「細雪」をモチーフにしたショートフィルム『遠い時間、月の明かり』だ。本仮屋ユイカさん、尚玄さんをダブル主演に迎え、ナレーションには、和楽器バンドのボーカルを務める鈴華ゆう子さんが参加。メガホンをとったのはSSFF & ASIA 2015のジャパン部門で優秀賞を受賞の岸本司監督。この作品は、SSFF & ASIAを通じて、世界の国際映画祭に出品されることが決定している。

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岸本司監督は、『「細雪」は美しくも儚い言葉で綴られた離別の詩だが、根本にあるのは“愛する者への想いと優しさに溢れた人生讃歌”。曲に導かれて物語を作ることは至福の体験だった』とコメント。主演の本仮屋ユイカさんも、『初めて脚本を読んだ際、とても美しい物語だと思いました。詩のような美しい物語の中、運命の二人が魂から結びつくお話。この物語にどのように命を吹き込むかを、よく練りこみながら丁寧に演じる事ができました』、そして、一番印象に残ったシーンでは『最後にシャッターを切るシーンです。その場にいた全員の呼吸が一緒になるのを感じた思い出のカットです』と語った。

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「細雪」は、「別れ」を日本特有の「侘び寂び」と「和楽器バンド×オーケストラのフュージョン」という形で表現。そこからインスパイアされた本作品は、詩と音楽、映像がひとつとなった、切なくも儚い男女の物語に仕上がっている。なお「細雪」は、今秋公開される川栄李奈さんの初主演映画『恋のしずく』の主題歌、TVアニメ『京都寺町三条のホームズ』のテーマソングに決定しており、本作品の完成をもってトリプルタイアップとなる。

和楽器バンド・鈴華ゆう子さんからは以下のコメントが届いている。
〜本作品を最初に見た時、映像から感じる世界観が独特で、気づいたらその世界観に引き込まれていました。男女の出会いと別れ、そしてその二人を繋ぐ数奇な運命の糸が見事に映像で表現されていて、そこに「細雪」が重なることによってより重厚な映像作品として仕上がっているのではないかと思います。見どころはやはり「細雪」という楽曲と映像とのマッチングではないでしょうか。想像力を膨らませ、この作品を見た人の心に何かを残す、そんな素敵な作品だと思いますので、一人でも多くの方に見ていただきたいです。
そして本作品では初めてナレーションにも挑戦させていただきました。初挑戦ということで最初は戸惑いもありましたが、事前にイメージ繰り返し、作品の世界に合わせた声のトーンやテンポ感、感情表現の度合いを探りました。先に男性ナレーションが既に収録を終えていたので、そこまでで生まれていた役者さんとナレーションのバランスや空気を崩さないよう調整しながらトライさせていただきました。ナレーションというお仕事は今回が初めてでしたが、また機会があれば今後も挑戦させていただきたいです。〜

SSFF & ASIAは一部の有料イベントを除き、すべて無料で楽しめる。公式サイトから事前予約をして、ぜひ、足を運んでみてはいかがだろうか。

■タイトル:遠い時間、月の明かり
■出演:本仮屋ユイカ、尚玄、嘉人、モコ(アイモコ)
■ナレーション:鈴華ゆう子(和楽器バンド)
■監督:岸本司
■主題歌:和楽器バンド「細雪」
■作品時間:12分17秒
■あらすじ:
偶然にも日本の北と南で、同日同時刻に生まれた男女がいた。二人は、お互いの誕生日にあった交通事故により出会う。偶然を運命と感じたのか、二人は愛しあったが、突然の別れが訪れた。同時に産声をあげ、同時に一生を終えた二人の物語。



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