今年も荒川に、“ゴミを拾う”ということだけに青春のすべてを捧げる熱い大学生たちが帰ってきた!
「大学対校!ゴミ拾い甲子園」が、今年も開催されたぞ!しかも、今回は第10回目の記念すべき大会だ!
「大学対校!ゴミ拾い甲子園」とは、ゲーム感覚で楽しく、試合のように熱くなれる“ゴミ拾い”をコンセプトとした学生向けの社会貢献活動で、環境への負荷が大きいゴミほど高得点が与えられ、その点数を競い、各大学が優勝を目指す熱いイベントである。
この日は、過去最多の26大学244名が競技に参加!記念すべき大会に相応しく、多くの大学生たちが集まった。
開会式の後、さっそく荒川へゴミを拾いに行く学生たち。各チーム、様々な場所でゴミを拾っていく。
すると、今年も出る!出る!!出る!!!
参加者たちのゴミ袋が見る見るうちに、いっぱいになっていく・・・!
しばらくすると、一か所に数名の学生たちが集まっている姿が・・・。
どうかしたのか?と、近づいてみると・・・なんと!泥に埋まった原付バイクを、みんなで掘り起こしていた!!
見事、原付バイクを泥の中から引っ張り上げることに成功した帝京大学チーム!
見てくれ、この満足気な笑顔。まるで、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探し当てたかのような表情だ。
しかし、もう一度言うが、探し当てたのは「泥だらけの原付バイク」である。
はっ!もしかして、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」というのは、みんなで力を合わせて一つのことをやり抜くという・・・いや、やめておこう(笑)
ちなみに、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を、いや、原付バイクを荒川から拾い上げたチームは、もう1チームいた。
それは、亜細亜大学チームだが、こうなってくると「荒川、大丈夫か・・・?」と、心配になってくる(笑)
そうこうしている間に、制限時間の90分が、あっという間に経ち、大学生たちが荒川からゴミを運びながら集合場所に帰ってきた。
今回も本当に多くのゴミが集まった。
それでは、注目の結果発表!!
記念すべき第10回大会の優勝大学は・・・お茶の水女子大学チーム!!
優勝したお茶の水女子大学チームには、金のトングトロフィーが授与された。
ちなみに、「ひとつなぎの大秘宝(原付バイク)」を拾い上げた帝京大学チームと亜細亜大学チームは、際立った成果を見せてくれたチームに贈られる「荒川クリーンエイド賞」を受賞した。
今回も盛況のうちに幕を閉じた「大学対校!ゴミ拾い甲子園」。次回はいったいどんなゴミが拾われるのか!?
例年通りならば12月に第11回大会が開催されるのだが、今から楽しみである。
(written by けいぼう)