安達祐実

2018年5月28日に放送された「しゃべくり007」で、安達祐実さんがセーラー服姿などを披露した際、ネット上には「可愛すぎる」「コスプレ大会が最高すぎる」「完成度ハンパない」などのコメントがあふれ大きな話題となりましたが、筆者もおどろいた視聴者の1人。
改めて安達さんの魅力の秘密について知りたいと思い、インタビュー記事やご出演された番組などを徹底的にリサーチしてみました。
そして得た情報の中からあくまで筆者が個人的に「へ〜」と気になった情報の中から特に「そうだったのか!」と感じたプロフィール情報を10個厳選ピックアップ!
ただのおせっかいですが、この記事が少しでも安達さんの新たな魅力の拡散につながると嬉しいなと思います。


●安達祐実さん情報1
本格デビューとなったのは、11歳で主演した映画『REX恐竜物語』。
オーディションで彼女を選んだ角川春樹監督は「彼女は天才だ」と手放しで褒めあげた。
本人は「“REX”のころは、とにかく毎日が楽しくて、現場に行って遊んでいるという感じでした」と振り返る。
だが、小学校も高学年に差し掛かった当時は、楽しさばかりというわけにもいかなかったという。
「公園で遊んでいる友達がうらやましくて、一緒に遊びたいなと思うことも正直ありました。お母さんは“もし、あなたがやりたくなければ、やめてもいい”と言ってくれました」とも語っている。
そして『REX』の翌年に主演したドラマ『家なき子』が、そんな安達に仕事の責任感を教えたという。
きっかけはファンレターが舞い込むようになった事だという。
「年下の女の子から“祐実ちゃんのようになりたい”って手紙が届いたり、ドラマを見た人の反響を実感することができたんです。自分がやったことでこれだけ反響があるのなら、責任を持たなくちゃいけないと思ったんです」。
この時の“祐実ちゃんブーム”が、そのまま“チャイドルブーム”のきっかけになった。
「目標にしてもらえるのはうれしいけど、その一方で“いいのかな”って思います。みんながこの仕事を本当に好きで、やりたくてやってればいいんだけど。お母さんの意思とかじゃなくて……。」
参考:「日刊スポーツ」(1998.01.18)


●安達祐実さん情報2
恩人は渡瀬恒彦さん。
「渡瀬恒彦さんとは、私の映画デビュー作である『REX 恐竜物語』で共演させていただきました。オーディションにも渡瀬さんがいらっしゃって、緊張したことを覚えています。撮影中は、東京を離れ、泊まり込みでの撮影が多く、時間を共にさせていただく中で「食事はきれいに食べなさい」「あいさつはしっかりしなさい」など、まだ小学生だった私に人としての基本的なことをたくさん教えてくださいました。今でもよく思い出し、そのたびに人として、役者としての姿勢を見直す自分がいます。きっと、どこかで見守ってくださると信じています。」
参考:「女性自身」(2017.12.26)


●安達祐実さん情報3
過去にハリウッドの撮影現場も体験している。
米映画「ザ・ウォーリア・オブ・ウェバリー・ストリート」に日本人留学生として出演した。
「1カ月間、撮影に参加したんですが、向こうの設備にはびっくりしました。控室代わりにワゴンが止めてあって、中はホテルの部屋みたいなんです。スタジオには教室もあって、撮影中の子役はそこで授業を受けるんです。私も時間が空くと通ってました。授業中にお菓子食べてもいいんですよ(笑い)」。
参考:「日刊スポーツ」(1998.01.18)


●安達祐実さん情報4
浅草にある『ステーキハウス松波』は特別なお店。
「どこの家にも、家庭で大事にしている店、思い出のある店があると思うのですが、ステーキハウス松波さんは、我が家にとってまさにそんなところです。
子供のころから、家族の誰かにお祝いがあると、『今日は松波に行って鉄板焼きを食べよう』というのが、お約束だったんです。
大きくなるにつれて、家族そろって外食をする機会は減りましたが、私の舞台公演が終わった日や、弟の誕生日、祖母の敬老のお祝いなどは、決まってここに集合します。そして、私が注文するのも、子供の頃から変わらず、口のなかでとろけるようにおいしいステーキと、食感の楽しいアワビ。
この二つは私にとって、永遠の好物になりそうです。この店は、友達同士で来るにはまだまだ敷居が高いのですが、いつかは、『私の常連の店なのよ』と、ちょっとすまして紹介できるようになるのが夢です。」
参考:「週刊朝日」(2002.06.28)


●安達祐実さん情報5
趣味は油絵で94年には画集「かぼちゃのダンス」を出版している。
参考:「日刊スポーツ」(1998.01.18)


●安達祐実さん情報6
2002年春まで1年半、盆栽の専門誌『盆栽世界』で連載を続けていた。
あるインタビューで「おばあちゃんになったら、盆栽を育てて、のんびり暮らしたい」と答えたのが編集部の目に留まり、連載が始まった。
カエデや松を剪定(せんてい)したり、枝に針金をかけたりして形を整えた感想を報告していた。
「盆栽は、頭の中のイメージを、思い通りの形にできる。すごい生命力で、どんどん形を変えていく。その発見でストレスが解消されます。」と語っている。
参考:「朝日新聞」(2003.06.02)


●安達祐実さん情報7
過去の苦労について語っている。
「精神的な落ち込みのピークは18歳ぐらいの時ですね。子役から大人へと成長するにつれ、女優として求められるものの質が変わってきたのですが、あるとき、演出家の指示の意味がまったく理解できなくて。何をやってもOKが出ず、「私には才能がないんだ」と、本気で悩みました。天才子役と呼ばれた過去の栄光も重かった。
天才じゃないことは自分が一番よくわかっていたけれど、そう呼ばれるからには、天才らしく振舞わなくてはいけない。『いつか天才じゃないことがバレるんじゃないか、だったらバレる前に女優をやめた方がいいんじゃないか』と、いつもビクビク怯えていましたから。
その重圧から解き放ってくれたのが24歳での結婚だったような気がします。事務所に報告をしたとき、私はすでに妊娠していましたし、周囲があまり祝福ムードではなかったこともあったので、結婚したら仕事がダメになるかもしれないという不安はありました。
でもその時は、それまで最優先にしてきた仕事を2番目にしてもいいと思えた。子供の頃から、役柄の上にしか自分の居場所を見いだせなかった私が、初めて見つけた、心のよりどころだったんです。その翌年に娘を出産しました。
子供を産んで育てるというのは想像以上に大変で…。家事や育児、女優業が重なり、互いの意見の相違もあって、私は精神的に追い詰められていきました。仕事を投げうってでも手に入れたかった家庭でしたが、結局3年程で離婚という結末を迎えることになったのです。」
参考:「婦人公論」(2013.11.22)


●安達祐実さん情報8
現在2児の母で、長女は11歳。
「一時期(長女が)『女優さんになりたい』と言っていました。今は全然興味ないみたい。洋服が好きみたいでデザインをやりたいと言ってます」と語り、安達は自分が女優、娘が衣装制作という夢もあるという。「そういうコラボレーションができれば」。
参考:「日刊スポーツ」(2017.09.14)


●安達祐実さん情報9
最近ハマっていることは?という質問に、「ミシンでよく娘の洋服を作っています。かわいい生地を探すのが楽しい。」とコメントしている。
参考:「saita」(2016.02)


●安達祐実さん情報10
最近は、よくライヴに行っているという。
「去年だったかな?元SUPER BUTTER DOGの池田貴史さんがやってるレキシのライヴに行って、かなり楽しかったです。
レキシの曲は、どんな気分の時にも聴けるのがいいですよね。そう、私、おじさんが楽しんでるっていうのがすごい好きなんです。
久石譲さんがオーケストラでジブリの曲を演奏するDVDを持っていて、それをよく娘と観てるんですけど、久石さんが本当に楽しみながら音楽をやっているのが伝わってきて…そこに感動してしまうんです。
いくつになっても“これが本当に好きだ!”っていう人がいるってことに、希望が持てるんです。」
「旦那さんがすごい音楽好きで、たまに知り合いと集まってDJイベントをやったりするんです。そういうところに行くのも、最近はすごく好きですね。今の旦那さんと出会うまで、そういうところに行ったこともなかったし、それが楽しいだろうとも思っていなかったんですけど、人目を気にせず、別に誰がいても関係ないって感じで踊ったりするのが、すごい楽しいんです。
今はそうやって、音楽で発散するみたいなことも覚えたので、旦那さんに色々イベントやライヴに連れて行ってもらったんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです(笑)。その時間はホント何も考えなくていいと言うか、違う世界に行けるような気がして、すっごい楽しいんです。もう、この年になって“新しい世界を見た!”っていう感じなんですよね。」
参考:「サイゾー」(2015.05)



以上、安達祐実さん情報10選でした。
様々なインタビュー記事などに触れ、一般人とは違う特殊な環境で長く育った事で、普通とはかけ離れた考え方や感覚を持たざるを得なかった人なのかなと思っていましたが、インタビューなどからは凄く普通の感覚も大切にされている印象を受け、人間としての幅が広く深い方なんだなと感じました。
また、女優として、母親としてなど、様々な表情を持ちつつもオンとオフの時間の使い方が非常にお上手な印象を受けたので、もしご本人様にインタビューをさせて頂ける機会があれば、時間の使い方をテーマにしたテクニックや工夫などについてお伺いしてみたいなと思いました。
Nicheee!は、安達祐実さんを応援しています!!!

(Written by マス・D・タカシ)