キャプチャ

「ゴジラ」「マルサの女」「ミッションインポッシブル」「ターミネーター」…
これらの映画のメインテーマは映画を一度聴いたら忘れられないくらい印象が強いもの。
曲調の違うこれらのテーマ曲には実はある共通点がある。それは、変拍子の曲だということ。

「ゴジラのテーマ」は9/4拍子(4/4+5/4拍子の繰り返し)、「マルサの女」と「ミッションインポッシブルのテーマ」5/4拍子、「ターミネーターのテーマ」は13/8拍子になっている。

4/4拍子や3/4拍子などが人間にとって心地良く聞こえるリズムだと言われている。一方、5/4拍子や7/8拍子などの変拍子は、あえてバランスを崩すことで楽曲に緊張感や不安感を生む効果がある。
緊張感を生む変拍子を使った映画音楽はその映画の内容とマッチして印象に残ることが多いのであろう。