滋賀県には全国的に有名な企業の工場が数多くある。その中から工場見学ができる施設を紹介する。この夏、大人も子どもも楽しめる“社会科見学”で、一流企業の仕事に触れてみてはいかが?

国内最大級のコクヨ「ノート工場」、工場限定商品も販売

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キャンパスノートで知られるコクヨ工業滋賀が、滋賀県愛荘町にある。工場見学は月2回程度行われ、歴代のキャンパスノートの展示、生産現場などが見学できる。販売所にはここでしか買えない工場限定のオリジナル商品、琵琶湖・淀川水系のヨシを使って開発された「エコ文具 リエデン」もあり、記念品に最適だ。 

キリン「一番搾り」「午後の紅茶」の工場ツアーをW見学

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滋賀県多賀町にあるキリン滋賀工場では、人気商品の「キリン一番搾り生ビール」「キリン 午後の紅茶」の工場が見学でき、試飲も可能だ。キリン一番搾りのツアーでは、一番搾りと二番絞りの麦汁の飲み比べ、麦芽の試食、ホップの香り体験など。午後の紅茶のツアーでは、おいしさの秘密が体感できる内容という。

ヤンマー製、本物のボートやショベルカーを操作体験!

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ヤンマーの創業者、山岡孫吉は滋賀県長浜市の出身。それにちなんだ施設「ヤンマーミュージアム」では、本物のボートやショベルカーの操作体験ができる。ミュージアムショップやカフェも併設し、施設屋上にあるヤンマーテラスからは琵琶湖固有の動植物が観察できるだけでなく足湯も楽しめる。(施設のリニューアル工事のため2018年9月1日から閉館、2019年10月再オープン予定)

TOTOのトイレができるまで、ミニチュア便器製作実演も

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滋賀県湖南市にあるTOTOサニテクノ滋賀工場では、2012年に稼働した新工場で衛生陶器(便器)の製造工程が見学でき、最新の技術と作業員の手作業で製品ができる様子がよくわかる内容となっている。オプションとして、陶器の原料とミニチュアの型を使った「ミニチュア便器製作実演」も見られる(完成品の持ち帰りは不可)


なお、滋賀県では、2018年7月15日から12月24日まで、滋賀県全域を会場とする大型観光キャンペーン「虹色の旅。滋賀・びわ湖」を開催中。320を超える地域観光プログラム、話題性あるイベントなどを通じ、滋賀県にある7色の魅力(歴・食・遊・癒・観・買・美)に出会うことができる。公式サイトのメインビジュアルには、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが登場。

「虹色の旅。滋賀・びわ湖」特設サイト


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