JR大阪駅から徒歩2分の場所に位置する高級ホテル「ヒルトン大阪」の2階レストランフロアに、新たに4つのレストランが2018年8月3日にオープンした。1986年のホテル創業以来の大規模リニューアルで、まさに“食の都・大阪”“天下の台所”“大阪の食い倒れ”を象徴するかのような、味も雰囲気も魅力あふれる場所となっている。
新たなレストランフロアのテーマは“Dine Around”(ダイン・アラウンド)で、「地域に根付く食へのリスペクト」「集って味わう体験の場」「巡る楽しさ」という3つのコンセプトで展開する。
まず、日本料理店「川梅(かわうめ)」は、ミシュラン2つ星を8年連続獲得する「京料理 たか木」の高木一雄氏が料理全般を監修。関西の食材をふんだんに取り入れた月替わりのメニューは、味はもちろん彩りも見事で、1つ1つの料理をじっくり味わって欲しい。選りすぐりの日本酒、内装にも日本古来の木材加工技術「名栗」や「立体組子」などの職人技が随所に施されているのにも、ぜひ注目を。
モダン鉄板焼「傳火(てんか)」は、関西ならではの鉄板焼をシェフ自らが目の前で調理するスタイルで楽しめる。大阪その他周辺の高級食材を贅沢に使った肉や魚介類、野菜などの料理は、絶妙な焼き加減での提供でどれも絶品。なお、牛肉は香川県産オリーブ牛フィレ肉、野菜は京野菜などを使用する。
レストランフロアの中央に位置するグリルダイニング「CENTRAM(セントラム)」の店名は、ラテン語で中央という意味。特に、200種類以上のワインを備えたセラーに囲まれた“ワインルーム”は、ワイン好きにはたまらない空間で、グループでぜひ予約して訪れてほしい。グリル料理の調理シーンがテーブル席からライブで見られるのも楽しい。
さらに、家族や女性同士、子ども連れ、会社の同僚など幅広い年齢層に利用しやすい「Folk Kitchen(フォルク キッチン)」は、朝・昼・夜と営業するダイニングビュッフェ。食事からスイーツ、ドリンクまであらゆるジャンルの国際色豊かな料理約40種類が、四季折々のテーマで存分に味わえる。
ヒルトン大阪
(Written by A.Shikama)