例えば、今年2018年に点灯から100周年を迎えた「佐田岬灯台」。そして、半島の人々の暮らしを支えてきた石垣、長い岬の両側に細長く突き出した「鼻(はな)」なども見どころたっぷりのスポットといえる。
これらのワンダービューを、伊方町の地域活性化につなげるプロジェクトが進行中だ。その名称は「佐田岬ワンダービューコンペティション」(通称、サダワン)で、現在、作品を募集している。
対象作品は、伊方町の佐田岬エリアで撮影された2分以内の動画(映像作品、未発表や受賞歴がないオリジナル作品のみ)。撮影機材、編集手法、作品ジャンルは不問で、だれでも応募できる。グランプリは1点賞金30万円で、その他、準グランプリ(1点賞金10万円)と佳作(3点賞金3万円)がある。愛媛県出身の映画監督、冨永昌敬氏ら3名のクリエイターを中心とした実行委員会が審査する。
作品の応募は、2018年9月20日まで。12月上旬に表彰式のほか、関連イベントが計画中だ。公式ホームページでは、佐田岬へ“冒険”に出かける前に見どころがチェックできる「ワンダービューマップ」がPDFでダウンロードできるほか、応募方法などが詳しく掲載されている。
今回の応募作品は今後、メディアなどで幅広く活用されていくという。ぜひ、愛媛の西にある佐田岬へ向かい、映像を撮影しながら、感動と冒険を味わってみてはいかがだろうか。
佐田岬ワンダービューコンペティション(サダワン)