ついに安室奈美恵さんが引退してしまいました。
筆者は活動25年間全ての時期を常に夢中で追いかけていた訳ではないですが、普通に世代なのでCDも色々買いましたし、夜もヒッパレも毎週見ていましたし、ミスティオも飲みましたし、一連の活動をリアルタイムで体感してきたのでとても感慨深く寂しい気持ちに包まれています。

そんな筆者、人生で唯一、活動15周年の時に開催された『BEST FICTION TOUR 2008-2009』に参戦しております!!!
その時の安室さんの圧倒的なパフォーマンスは今でも目に焼き付いており、あまりのかっこよさ、かわいらしさ、美しさにとても心奪われ感動しまして、この感動の記念にとツアーTシャツを購入しました。

そして月日は経ち、引退の翌日、2018年9月17日。

ふと「そういえばあのTシャツどうしたんだっけ」と気になり、実家の母親に「ちょっと安室ちゃんのTシャツ見たいけぇタンスから出して写メ送ってや」とお願いしてみました。

するとしばらくしてこんな写メが送られてきました。

安室ちゃんのTシャツ01
How do you feel now?

この写真、トリミング等の加工は一切しておらず、母親が思うままに撮影したありのままなの状態なのですが、ふすまの引手の見切れがとてつもない“実家感”を醸し出しており筆者的に味わい深すぎる仕上がりでした。
じっくり見ていくと、別に誰かに見せるために撮ってくれとお願いしたわけでは無いのにわざわざハンガーに吊るして撮影してくれている所や、それでいてフレームから少し右袖部分が若干はみ出して切れてしまっている所など、サービス精神とおおざっぱ精神の同居感がたまりません。
そしてなんといっても長年タンスにしまっていたためシワシワになっているところが安室ちゃんに対して申し訳なさすぎる!!
そこで、改めて母親に「ちょいシワが気になるわ」と伝えると、頑張ってアイロンをかけてくれて2枚目を送ってくれました。

安室ちゃんのTシャツ02
I HAVE NEVER SEEN…

息子の細かい注文を受けた事で何かに感化されたのか、2枚目は畳に置いた別パターンでの物撮りをしてくれた様子。これも一切の指示無し、PRODUCED BY MY MOTHERです。
背景に斜めに入る畳の縁が絶妙にTシャツのデザインと混ざり合い、また、左下に映り込む母親の影が計り知れない“BEST NONFICTION”感を醸し出している…。
筆者的には1枚目を超える極上の味わい、まさにRESPECT the POWER OF LOVEな1枚となりました!!

安室さんの引退はとてつもなく寂しいですが、これからも彼女の作品は輝きを放ち続けると思います。
そして筆者が久しぶりに母親と連絡をとったように、安室さんの作品がきっかけで生まれる人と人のコミュニケーションはこれからも絶えず生まれ続けると思います。
これはとてつもなく素晴らしく尊いものだと思います。

安室奈美恵さん、25年間お疲れ様でした。
そして沢山の感動をありがとうございました。

Nicheee!は、安室奈美恵さんをいつまでも応援しています!!!
(Written by マス・D・タカシ)