日本最大の湖・琵琶湖の絶景を、風呂からのんびり眺める――そんな贅沢な体験ができる入浴施設が、滋賀県内にあります。琵琶湖の西側からは朝日、東側からは夕日を見ることができます。

月心の湯

まず、琵琶湖の西に位置するおごと温泉。比叡山の伝教大師、最澄によって開かれた由緒ある温泉で、そこの旅館「おごと温泉 湯元舘」では7つの風呂が楽しめます。最上階には露天風呂があり、琵琶湖の絶景を独り占め。日替わりの男女交代制、朝5時からオープンで、朝焼けを見ながらの入浴が楽しめます。

延暦寺会館大浴場

ユネスコ世界文化遺産に登録されている比叡山延暦寺にある宿坊「比叡山会館」は、一般の宿泊も可能です。比叡山会館には2つの大浴場(満天の湯、満月の湯)があり、どちらも府船に浸かりながら、琵琶湖の大パノラマが楽しめます。入浴以外に、宿泊者限定「朝のお勤め」、「坐禅」「写経」などの体験、宿泊の食事は精進料理です。

信楽焼の露天風呂

一方、琵琶湖の東側にある彦根市の「かんぽの宿 彦根」は、全室レイクビュー。ガラス張りの大浴場から、琵琶湖に沈む夕焼けを眺めることができます。ここは「彦根千乃松原温泉」という名の天然温泉で、伊吹山麓で採れた薬草を使ったお風呂も人気です。2013年に全館リニューアル。

長浜市にある湖畔の一軒家「旅館紅鮎」は、奥びわ湖の景色が一望できる人気旅館。全15室ある客室はすべて露天風呂がついていて、“美人の湯”として知られる尾上温泉の源泉を引いています。人気の近江牛をふんだんに使った食事も人気があります。

紅鮎露天風呂

さらに、日本最古の巡礼道である西国三十三所の第31番札所、長命寺のふもとに位置する「長命寺ずいかくの湯」は、本格日帰り温泉施設。県内随一というラドン含有量を誇る健康長寿の天然温泉の浴槽7つと2つのサウナが楽しめます。中でも、安土桃山の“黄金の茶室”を模したサウナはぜひ体験を。仏教の世界を九皿に表現した「九曜曼荼羅膳」など、食事にも力を入れている施設です。

近江天正の間

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