思い立った時に出発でき、行き先も自由に選べる「クルマの旅」。テント泊や車中泊などさまざまなスタイルで楽しめるのもカー&トラベル(略して「カートラ」)の魅力。さらに大切なペットも一緒に過ごせるカートラは新しい旅スタイルとして近年注目を浴びている。

日本カートラベル推進協会(JCTA)は、9月28日〜30日の3日間、幕張メッセにて「カートラジャパン 2018」を初開催した。屋内+屋外統合型の大規模イベントで、「クルマ×旅」の楽しみ方や魅力が発信された。

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屋内EXPO会場には車中泊仕様の乗用車や本格的なキャンピングカーが勢揃い。「カートラ STATION」と呼ばれるクルマとの旅で安心して「クルマ休憩」できるモデルも展示された。

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昨今インスタで話題の「キャンピングトレーラー・VAN LIFE」の世界観も会場内にて再現。「VAN LIFE」とは旅しながら暮らすライフスタイルを意味し、世界中でブームを巻き起こしている。

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中は車内とは思えないほどお洒落で居心地良さそうな空間。ベッドやソファに加え、生活に必要な設備も備わっておりまるで自宅にいるような気分にもなれる。

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メルセデスベンツ・スプリンターをベースにした、ラグジュアリー感溢れるキャンピングカーも展示。乗車定員は9人で、友人や家族とゆったり寛げる。調理カウンターだけでなく、冷蔵庫や電子レンジ、シャワールームやテレビなども備わり、ワンランク上のキャンプを楽しみたい人にピッタリだ。 

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和室仕様の純国産キャンピングカー「SINOBI」。日本特種ボディー株式会社(NTB)が手がける、顧客のリクエストに対応する完全オーダー製のキャンピングカーだ。

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車内は従来のキャンピングカーのイメージを覆すような、完全なる和の空間。リビングは掘りごたつ式なのでより寛ぎやすい。キッチンスペースやトイレも完備。

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運転席とリビングスペースは襖で仕切ることも可能。さらにバンクベッドは障子で閉じられるので、和ならではの落ち着いた雰囲気が一層味わえる。

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エヌズ・ステージがプロデュースする「フィッシングマスター」シリーズ。同社のオリジナルモデル「エヌズリミテッド」とフィッシングツールブランド「ソウルズ」がコラボした、釣りファンのために作られたモデルだ。

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バンクベッドは通常のワゴン車や軽自動車などにも取り付け可能。夜中のうちに出発して早朝から釣りをする日など、仮眠をとる時に重宝しそうだ。費用は約40万円〜。釣りファンだけでなく、これから釣りを始めたい人にもオススメだ。

屋外会場では展示会では史上初となる「車中泊・テント泊体験会」も開催。さらに屋外ステージでの「音楽 LIVE」や「お笑い LIVE」、ドライブインシアターでの映画上映なども行われた。次回の「カートラジャパン2019」は2019年9月20日(金)〜22日(日)、同じく幕張メッセで開催される予定だ。