キャプチャ

「Supershipホールディングス株式会社」。
ベンチャーやスタートアップ系に詳しくない方(私がその最たる例)には聞きなれない社名かも知れないが、実は、「KDDI」のグループ企業。

国内最大級の膨大なデータとテクノロジーを活用した「デジタルマーケティング事業」を展開し、インターネットの世界からリアルの領域まであらゆる分野での事業拡大・新規事業の創出を目指しているという。

2014年に発足以降、さまざまなスタートアップのM&A・合併により急成長を続け、現在では合計10社を傘下に収めるスタートアップの”共創体”となっている。

「KDDI」のアセットと、ベンチャーならではのスピード感を強みに急成長し、
いまやその動向が業界で注目を集める存在だという。

・・・・・あ、アセット? ス、スタートアップの、きょきょ犇α和痢鼻

「ちょっと何言っているかわからない」という方も、安心してほしい。

私も自分で書きながら、半分は理解できていない。

何はともあれ、百聞は一見に如かず。

Supershipホールディングスの事業戦略会が行われるということで、
若干その堅苦しい響きにビビりながらも、思い切って参加してみた。

まずは、代表取締役社長・森岡 康一氏が、
自身の経歴と、グループの概要などを紹介した。
 
キャプチャ

実はこの方、yahoo!を経てFacebook Japanの副代表になり、
日本市場でのFacebookの成長を進めたという、経歴の持ち主。
KDDIに転職後の2015年にSupershipを設立し、社長に就いたとのこと。
いくらIT業界に疎い私でもさすがにわかるすごさである。

Supershipは、5社の合併により誕生したというが、社名を見ていくと、
やはりなんだか小難しそうな名前のITベンチャー企業ばかり・・・

と思いきや、ライフレシピ情報サイト「nanapi」の名を発見し、
急に親近感がわいてきた。「ナナピじゃん!」と、思わず声に出しそうになったが、
友達に会ったパリピみたいになってしまうので、そこは抑えた。
 
キャプチャ

森岡社長いわく「それぞれ個性を持った企業が集まっているので、
最初は衝突もあったが、共通理解がすすみ、いまではひとつになれた」とのこと。


それは数字にも現れていて、Supershipグループの売上高を見ると、
2017年度は274億円。この3年間で年平均で35%という成長率を見せている。
 
キャプチャ

Supershipの特徴は、【ハイブリッドスタートアップ】だという。

・・・はい出ました!業界用語!
スタートアップでさえようやく憶えたばかり(遅すぎる)だというのに、
もうハイブリッドされてしまっているのか、とお手上げ状態の私であったが、

社長曰く【ハイブリッドスタートアップ】とは、
「自分たちを表す言葉として、作った造語」だという。
 
キャプチャ

冒頭でもアセットなどの業界用語が出てきたが、
つまり、簡単に言うと、「KDDI」という大企業のアセット(資産)を活用できるのと同時に、ベンチャーならではのスピード感を持ち合わせていること。
それがSupershipの特徴であり、強みだということがわかった。

要は、「大企業」と「スタートアップ」の“いいとこどり”ということだ。

さらに森岡社長は、今後の事業戦略について言及。
あらゆるものを生み出してきた石油を例に出し、
「21世紀の石油である『データ』を軸に据えて事業を展開していく」と明かした。

その一環として、Supershipはこの日(10月11日)、
ハイブリッド型DMP(データマネジメントプラットフォーム)
「Fortuna(フォーチュナ)」の提供を開始した。
 
キャプチャ

また、次世代通信技術「5G」時代に向けてVR事業も推し進めていくとし、
すでにVRプラットフォーム「XRstadium」(エックスアールスタジアム)を開発している。

「XRstadium」(エックスアールスタジアム)では、
テレビでは見られない複数のカメラアングルによるVR視聴や、
VR空間で離れた場所にいる家族や友人と音声で会話を楽しみながら
スポーツや音楽のライブ観戦が可能だという。
 
キャプチャ

この技術を進めていけば、
「まだなにができるか、自分たちも想像しながら開発しているが、
例えば、プロ野球観戦中の攻守交代時にVRで車の試乗ができるたりするかもしれない」とビジョンと語った。
 
キャプチャ

また、Supershipはこの日、新たなM&Aとして、
人工知能を用いた収集データのビジネスへの活用を支援する企業、
「DATUM STUDIO」を連結子会社化したことを発表。

国内最大級のデータを保有するSupershipグループと、
国内最大級のAI・データサイエンティストであるDATUM STUDIOが力を合わせることにより、「データ×AI」で様々な事業の共創を目指していくとのこと。
 
キャプチャ

結局最後は専門用語のオンパレードになってしまったが、
Supershipが、大企業のグループ会社でありながら、
新しいことにどんどん挑戦していくチャレンジングな
企業だということは、おわかりいただけただろうか。

今後もSupershipホールディングスには、
様々な野望を持ったスタートアップを巻き込みながら、
世界を変えるような、ワクワクする試みを期待したい。