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2015年9月放送開始のテレビ朝日「フリースタイルダンジョン」等の影響により、多くのメディアにラッパーが登場。文芸誌「ユリイカ」など音楽雑誌以外でも特集が組まれるなど。2016年頃から日本では第三次ラップブームが巻き起こっている。

そんなHIP HOPシーンに異色のニューカマーが登場し話題になりつつあることをご存知だろうか?
それが、滋賀を中心に活動する68歳のお婆ちゃん「MCでこ八」と高校1年生の実の孫の「MC玄武」からなるHIP HOPクルー「赤ちゃん婆ちゃん」だ。

今年、5月にYoutubeにPVが投稿された楽曲『天国と地獄』で2人のラップを聞くことができる。
婆ちゃんの「でこ八」は決してラップが上手いとは言えないが、想像以上のハスキーボイスで渋いラップを魅せてくれる。そして何よりも68歳という人生の年輪から来るリリックには説得力がある。
孫の「玄武」も高校一年生とは思えぬラップスキルを披露。10月に公開されたソロ曲「証明」ではさらに成長した姿を見せてくれている。

フック(サビ)の「捨てる神ありゃ still rhyming」など随所にパンチライン(印象的な歌詞)が見られる。普通にいい曲だから、まずは一度PVを見てほしい。

【PV】赤ちゃん婆ちゃん『天国と地獄』

もともとはMC玄武が中学1年の時にBSスカパーの「高校生ラップ選手権」を知りHIPHOPに興味を持ちラップを始め、その後、孫の影響でMCでこ八がラップを始めたという。
現在では、地元の滋賀を中心に関西のHIP HOPイベントに出演することもあるとのこと。
これからもっと話題になることなしの「赤ちゃん婆ちゃん」を今のうちに“Check it”!!


2人のTwitterもあるので、最新情報はここでCheck!
・MC玄武 『赤ちゃん婆ちゃん』
・MCでこ八 『赤ちゃん婆ちゃん』