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滋賀県有数の“SNS映え”といえば、白鬚(しらひげ)神社の「湖中大鳥居」が、その1つに挙げられる。近年は日本全国のみならず、海外からわざわざ訪れる人々も増えているという。

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白鬚神社の大鳥居は、高さが湖面から約10メートル、柱と柱の間も約8メートルある。神社の境内から国道161号線をはさみ、琵琶湖の中にまるで浮かぶようにそびえ立っている。特に、日の出の時刻になると、大鳥居と琵琶湖から昇ってくる朝日を眺めることができ、とても神々しい光景が見られる。

ちなみに、現在の大鳥居は、かつて神社前の湖中に鳥居があったという伝説や絵画があったことで、1937年(昭和12年)に大阪の薬問屋によって寄進されたもの。のち1981年(昭和56年)に再建された。

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この白鬚神社の由緒は正しく、創建は2000年あまり前とされ、近江最古の歴史を誇る。延命長寿や長生きの神様として知られるほか、縁結び、子授け、開運招福、学業成就、交通安全、航海安全など、つまり、人の営みごとや業ごとすべてにおいての導きの神でもあるという。

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また、現在の本殿は豊臣秀吉の遺命によってその子秀頼と淀殿が、片桐且元を奉行として1603年に造営されたもの。境内には、与謝野鉄幹・晶子夫妻が神社を訪れた際に詠んだ歌を刻んだ歌碑もあるなど、大鳥居以外の見どころも多い。

滋賀県では、2018年12月24日まで、大型観光キャンペーン「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」を開催中。滋賀県全域を会場とし、歴史やグルメなど300を超えるプログラムが体験できる。滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが「虹たびナビゲーター」に就任。

画像提供:びわ湖高島観光協会(白鬚神社の大鳥居と日の出)

白鬚神社
虹色の旅へ。滋賀・びわ湖 観光キャンペーン

(Written by Aki Shikama)