電車トラブル画像

朝の通勤ラッシュ・夕方から夜にかけての帰宅ラッシュの苦痛といえば絶望的な混雑、それによる事故やトラブルによる遅延だ。酸素が薄く、謎の異臭が漂う車内に耐えて、ようやく目的の駅が近づいたと思ったら突如電車が急停車。「緊急停止を知らせるボタンが押されたため、安全が確認されるまでしばらく停車します」なんてアナウンスが流れたら、もうお手上げ。

遅延によって会社、大事な約束事に遅刻なんてことを繰り返していたら自分の信用問題にも大きなリスクを背負いかねない。

ちなみに国土交通省が2016年に調査した「1ヶ月(平日20日間)における都内の遅延路線ランキング」では中央・総武線が見事1位に輝いてる。
確かにこの路線は定刻で運行しているイメージが無く、乗客からの評判もあまりよろしくない。
かといって再発防止に奔走する姿勢が見られるわけでもないので今後も改善される可能性は低いだろう。

今回はそういった電車の遅延に対して鉄道会社はどれほどまで責任や補償を取ってくれるのか、タイトルにも記載してある疑問を調べてみた。
ダイヤ乱れが頻繁に起きる沿線で通勤している方は参考にして頂ければ幸いです。


電車遅延で商談が白紙になっちゃった! 鉄道会社に損害賠償請求できる?

例えば営業マンが乗車中の電車が大幅に遅延して大切な商談に間に合わず、クライアントの機嫌を損ね、結果的に掴み掛けていた契約が破棄になったりしたら最悪な気分になるし会社にも損害を与えてしまうことになる。

実はこうしたケースでも鉄道会社を訴えるのは難しいという。
自分たちが電車に乗る際、特別意識はしていないとは思うが、法律的にいえば、旅客運送契約という契約を鉄道会社との間で結んでいる。

この契約は、目的地までお客さんを運ぶというところにとどまり、実際に時間についてまでは義務を負わないことになる。

実際にも、遅延を理由に損害賠償を請求した事件について、裁判所は、「鉄道事業者が列車の遅延について通常の債務不履行責任を負うものとすれば,損害賠償額は膨大な額となり得ることが予想され,大量の旅客を低価で運送することが事業上困難となる」(東京地裁 平18・9・29)として、鉄道会社の約款による制限を認めている。つまり乗客が運行事情に歩み寄るしかないのだ。

(参照「シェアしたくなる法律相談所」:著者:弁護士 山口政貴)


タクシー代は駅員に相談すれば出るケースも。(沿線による)

終電の時間帯に複数の沿線を乗り継いで帰宅される場合、最初に乗る沿線が遅れていた場合。当初の予定通りの乗り換えがスムーズに行えず家に帰れなくなるリスクも無いことは無いだろう。その際は野宿かタクシーを選ぶしかない。

大半の人間は後者を選択すると思うがタクシー代は100%どの駅でも出るかは不明。しかし実態として、JR田町駅から世田谷区内にタクシーで帰宅した例もある。

実際に「旅客自動車運送事業運輸規則」にも、「旅客の運送を継続すること」と記載されている。


タクシー代を請求する場合はちゃんとした手順を踏むことが大事!

\敝筺Suica(スイカ)等、電車を利用した履歴を準備

改札を出る前に、駅員から「代行輸送依頼書」を受け取る。
この紙だけでお金を払わずにタクシー乗車できる。

※全ての駅で実施されているかは不透明なので事象に関しては自己責任でお願いします。

(参照「くろろーぐ」:2017年3月31日)

(Written by 佐藤)