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UPWARDは12月5日、東京ビッグサイトで行われた「Salesforce World Tour 2018 Tokyo」において、LINE Payの徳永氏をゲストに招いたブレイクアウトセッション「フィールドセールスの働き方改革!」を開催。営業現場に求められる新しい活動スタイルや、LINE Payでの導入事例などが紹介された。

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UPWARDはCRM、スケジュール、地図・位置情報をシームレスに連携させる営業活動支援ツール「UPWARD」を展開。代表取締役社長 CEO 金木竜介氏(写真右)は「当社では“訪問業務をスマートに”をキーワードにしたサービスを提供しており、フィールドセールス向けのサービスとして国内No.1の実績をいただいております。日経産業新聞にも『注目の営業テック』として掲載していただくなど、いま注目を集めているツールの1つです」と話した。

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この営業活動支援ツール「UPWARD」を導入する企業としてLINE Payの事例が紹介。LINE PayとはLINEが提供するモバイル送金・決済サービスで、全世界的にキャッシュレス化が進む中、国内のスマートフォンサービスにおいて圧倒的優位性を持っている。スマートフォンひとつで買い物可能なキャッシュレス・ウォレットレスの世界を実現した。

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LINE Pay株式会社 営業統括室 営業推進チームマネージャー 徳永宏行氏(写真左)。同社では事業目標の達成に向けて、人員増強だけでなく、効率的な営業活動管理が今後の重要ポイントとなると考え「UPWARD」を導入。これまでは社内の担当者が営業メンバーから送られた結果報告をまとめていたが、大変な手間や時間がかかっていたとのこと。導入後は営業メンバーの直接的な結果報告が可能になり、業務の効率化を実現したという。
「UPWARD導入後はCRMに紐つけた管理や効率的な情報共有がリアルタイムでできるようになった。モバイル1つで管理できるのは大変便利」と徳永氏はコメントした。

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地図や位置情報を活用した顧客情報の入力・検索により、訪問業務の量と質の向上を狙う「UPWARD」は、大手を中心に200社以上の企業に導入されている。エリア単位での集計結果を地図上で可視化。売れ筋商品構成や、数値傾向などを把握できるのも特徴。データが持つ属性を視覚的に表現するので、地域的な特性を見ながら営業計画を立てることもできる。

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地図から顧客を選択し、一括予定登録と最適ルートの作成も可能。営業活動のスケジュールは地図に反映されるので、予定の追加や削除も簡単に行える。

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さらにUPWARDは「攻めの活動管理」についても説明。現在の活動管理は適切なフィードバックが少ない日報やアプリによる一方的な「監視」が幅を利かせており、営業現場には息苦しさが広がっているとのこと。しかし、この現状は「活動管理」の真価を反映しているとは言えないため、ビジネスを前に進めていくための「攻めの活動管理」を今こそ実現させるべきと同社は考える。
「売上を上げたいという目的にこそ、まずは商談の機会を作るのが何よりも大事。活動管理をしっかり行うことが商談のクオリティを上げ、結果的に売上に繋がるのでは」と金木氏は強調した。

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「UPWARD」を導入した企業の事例として「岡山ダイハツ販売」についても紹介。同社では、報告業務の負担から訪問への時間がさかれているといった課題があった。UPWARDはモバイルでの音声入力や、現場からの報告と本部のマネージャーのリアルタイム共有を提案。導入後は、社内での作業時間が大幅にカットされただけではなく、スピーディーな本部との連携が可能に。訪問件数は一人当たり20件/月アップしたという。

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セッション後、金木氏に「UPWARD」を導入する最近の企業事例についてインタビューする機会を得た。
「最近では、大手の農機メーカーさんで利用していただいています。数千人単位の社員が農家を訪問するといった活動を行われていますが、訪問先が一般的な地図に載っていないような場所もあったため、スケジュール管理が問題となっていました。ですがUPWARD導入後は適切なタイミングでの営業活動が可能になったとのお声をいただけました。このようにUPWARDは首都圏だけでなく地方でも幅広く活用いただけると思います」と金木氏は話した。

 “訪問業務をスマートにする”をコンセプトに、位置情報とCRMをシームレスに連携させた「UPWARD」。営業活動や報告業務の効率化を狙う今後のサービスの展開にも注目したい。