冬の定番といえば「鍋」。滋賀には郷土料理「じゅんじゅん」があります。

じゅんじゅんは、魚、牛肉、鶏肉などをすき焼き風に味付けした鍋料理。名前の由来は、具材を鍋で煮る時の音が「じゅんじゅん」と聞こえたことに由来します。琵琶湖で捕れる湖魚や鶏なども使われます。

まず、琵琶湖で貴重な味覚として知られる琵琶湖産うなぎをつかった「近江牛と鰻のじゅんじゅん鍋膳」が味わえるのが、今津サンブリッジホテル(高島市)です。宿泊客はもちろん昼食のみの利用も可能。琵琶湖を望む個室で堪能できます。5,900円(税込)

近江牛と鍋のじゅんじゅん鍋膳
じゅんじゅん(うなぎ)

平成5年(1993)に滋賀県が開発した地鶏、近江しゃも。一般的な肉用鶏の2.5倍も長くじっくり育てられ、適度な弾力と脂の旨みが絶品です。日本料理 新月(大津市)では、近江しゃもと滋賀の野菜を使ったじゅんじゅんが味わえます。7,452円(税・サービス料込)

近江しゃものじゅんじゅん

道の駅 藤樹の里 あどがわ(高島市)にある「農家レストラン大吉Grill牧場」では、近江牛を関西風すき焼きで焼き上げるじゅんじゅん定食を提供。隠し味として“トマト”を入れているのが特徴で、割り下にごはんを浸せばおじやでも楽しめます。1,690円(税別、1ドリンク付)

近江牛焼きすき じゅんじゅん定食

琵琶湖の特徴的な魚介類、琵琶湖八珍の1つであるイサザをメインとしたじゅんじゅんを食べることができるのが、地元の特産品を使った郷土料理を提供するひさご寿司(近江八幡市)です。イサザの入荷状況によるので事前に確認、予約を。時価になります。

イサザのじゅんじゅん

なお、滋賀県では「滋賀・びわ湖 虹色フォトコンテスト」2019(冬)を開催中。冬だからこそ行ってみたくなる滋賀の絶景写真、観光写真などを募集しています。祭りや観光スポットなど県内で撮影されていたらなんでも応募可能。入賞者には豪華な賞品が用意されています。応募は2019年2月25日まで。


びわこビジターズビューロー