京都の「冬」は、世界遺産に登録されている多くの社寺などでは最も混雑が少なく、ゆっくり参拝ができる時期です。JR東海と京都市・京都市観光協会などが共同で京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」を実施しています。

その京都にあって人気が高い社寺の1つが、清水寺。朝6時に開門する拝観時間よりもさらに早く、まだ暗いうちから参拝できる特別なツアーが、3日限定で実施されます。

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まず、清水寺にある「西門」へ。かつては天皇の勅使のみが通行を許された特別な門です。現在も一般の参拝者は通行ができず、柵で閉じられています。

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その西門で、特別に柵が開けられて中に入ることができ、ここから京都市内を一望することができます。特に冬は空気が澄んできれいな時季でもあり、天気が良ければ西山や嵐山まで見渡せる、まさに絶景スポットです。 ※ツアーでの見学時間は夜景観賞になります

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また、経堂では、内部で「龍図」や仏様を拝観。経堂も通常は一般公開されていないので、貴重な体験となります。どの場所から龍を見上げても睨まれているように見える天井図は必見。さらに、本堂での清水寺のお坊様と、般若心経のお勤め体験も。お経をあげるとより神聖な気分となり、朝早く起きて訪れた甲斐があると実感できるはずです。

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ツアーでは、宇治にある平等院とともに、清水寺を訪れます。清水寺では現在、有名な「清水の舞台」が平成の大修理で工事中。剥落した彩色を再塗装したり、平成の大修理の前は瓦葺きであった屋根を創建当初の檜皮葺きにしたりと、清水寺創建当初の姿にできるだけ戻そうとする話などを聴くことができます。

いつもとは違う、清水寺が持つさまざまな魅力に触れることができる貴重な特別ツアーといえます。

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【基本情報】
世界遺産を守る「平成の大修理」の現場に迫る! 
出発日:2月10日、11日、3月3日
出発時間:4:30(集合4:20)
行程:京都駅→清水寺→平等院→京都駅

音羽山 清水寺
住所:京都市東山区清水1丁目294

■春はあけぼの 京都の世界遺産いちばん乗りツアー
■京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」(2019年1月1日〜3月24日)


(Written by A. Shikama)