高知の自然体験スポットで人気なのが、越智町にある「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」。ここに、テントを張って滞在するのとは別の宿泊施設があります。
名付けて「住箱(じゅうばこ)」。“仁淀ブルー”で知られる仁淀川沿いの高台に、まさに箱型のコテージが並んでいます。アウトドアブランドで知られる「スノーピーク」のモバイルハウスとして、350万円(税別)で販売され、実は誰でも購入することができます。
住箱(じゅうばこ)の内部にはベッドのほか、テーブルと洗面台、お湯を沸かす器具が備えられています。外のウッドデッキにはチェアも。トイレとシャワーは管理棟の近くにあります。内部に無駄なものが一切ないので、広々と感じます。
この住箱(じゅうばこ)をデザインしたのは、新国立競技場の設計など多くのプロジェクトに携わる建築家の隈研吾さん。学生時代に訪れたアフリカのサバンナで見たテントのような住居などを発想して作ったとのこと。スノーピークによると、トレーラーに積んで旅ができるほか、カフェなどでの利用も想定しているとのことで、「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」ではキャンプ初心者にもおすすめです。
「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」には、全面芝生のオートキャンプ場が全30区画あるほか、仁淀川での川遊びが楽しめ、ラフティングツアーなども常時開催中。管理棟では食料のほか、スノーピークの商品も販売し、付近の観光情報も提供。キャンプ愛好家の中ではオープン以来ずっと人気のスポットとなっています。
リョーマの休日 〜自然&体験キャンペーン〜
スノーピークおち仁淀川
(Written by A. Shikama)