にて世界各国の小学校の実態をお伝えさせていただいた。

大好評につき今回はその第2弾。
世界の小学校で行われている、変わった授業や事柄はまだまだあったのでご覧いただきたい。


授業を担当する先生とは別に、休み時間の時だけ面倒を見てくれる先生(世話係)がいる(フランス)

担任の先生は、授業中だけ子どもたちを見てくれ、休み時間やランチタイムは「アマトニー」という世話係が子ども達を見守ってくれる。女性の世話係は「アニマトリス」と呼ばれている。子ども達も一緒に遊んでくれるアニマトーやアニマトリスが大好きだという。
※お昼休みなどは中庭で遊ぶことが教室への移動は、先生が引率する。子ども達が勝手に中庭に出て、遊ぶことは出来ないという。
【出典】
ヨーロッパの小学生6 フランスの小学生/学研教育出版2012
※公立アレジア小学校(パリ14区)の取材にて


ノート代わりにミニ黒板を使う!(フランス)

問題を解くときに「アルドワーズ」というミニ黒板を使う。先生が問題を出すと、それぞれが黒板に答えを書き、いっせいに頭上にかかげる。テンポよくこれを繰り返すと、教室はまるでクイズ海上のようになる。誰が間違ったかすぐわかるこの学習方法は、100年以上前からフランスの小学校で続けられてきた。
【出典】
ヨーロッパの小学生6 フランスの小学生/学研教育出版2012
※公立アレジア小学校(パリ14区)の取材にて


チェコの小学校では授業に「庭仕事」がある!!(チェコ)

中央ヨーロッパのチェコでは、小学校に「庭仕事」という科目がある。これは、花を植えたり、植物に水をやったりするといった内容の授業。
都会に住むチェコ人は週末になると、郊外の森の中や川のほとりに建てた「ハタ」と呼ばれる小さな小屋で、自然と親しむ習慣を持っている。そのため、子どもたちも学校で、植物の手入れを習う授業がある。
【出典】
未来クル・MIRACLE  世界とつながるキッズコミュニティ


教室はオートロックになっており、休み時間は真冬でも外で過ごす生徒たち!!(フィンランド)

 
フィンランドの小学校では、休み時間には、全員、教室の外に出ることが決められている。
教室はオートロックなので、一度出たら、先生が鍵を開けてくれるまで入れない。
ほとんどの子どもは、校舎の外で休み時間を過ごす。これは、真冬でも同じで氷点下の寒さの時も、外に出るという。
また、先生1人が教室を1つ持っていて、生徒は授業ごとに教室を移動するため、日本とは全く逆のスタイルとなる。
【出典】
ヨーロッパの小学生2 フィンランドの小学生/学研教育出版2012
http://comayuge.blog118.fc2.com/blog-entry-60.html
(フィンランドの小学校に訪れた方のブログより)


小学校の廊下で生徒がケーキ販売をする!!(ドイツ)

ドイツの小学校では、学校の廊下で時々、子供たちが手作りのケーキ屋を開店する。
ケーキは1個を50セントほどで販売。担任の先生から保護者宛の「学校で、ケーキを4日間販売します。ケーキを持参下さる日に○を付けて下さい。1家族、1回は必ずケーキをご持参下さい。」という内容の手紙が配られることもあるという。
【出典】
ヨーロッパの小学生5 ドイツの小学生/学研教育出版2012
(ドイツ在住の方のブログより)


平日用と休日用で制服がわかれている!!(ケニア)

ケニアの教育制度は、全寮制で、生徒は寮で生活していることが多い。
校則では、制服の着用が義務づけられており、平日用と週末用の制服がある。また、校内では英語とスワヒリ語以外の言葉を話すことはできないという。
【出典】


うーん。
本当に世界は広くて面白い。