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2月21日、東京都上野にあるTSC TOWERで、青山商事とBEAMSによるビジネスシーンにおけるコーディネート発表会が開催された。

苦戦するクールビズ商戦の打開策として、ものづくりを楽しむBEAMSとものづくりと真摯に向き合う青山が手を取り合い、BEAMSが企画監修したことで生み出されたブランド「MORLES(モアレス)」。今季で6シーズン目になる。


今季トレンドのテーマは「Senza Cravatta!」

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「Senza Cravatta!」(センザ クラバッテ)。ネクタイを脱ぎ捨てて、ファッションを楽しむが今季のテーマである。“!”で躍動感や楽しさを表現した。

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「Senza Cravatta!」という言葉自体は、10年から15年前に流行った業界的には死語である。だが、あえて使うことで、今でもビジカジスタイルとして残るピチッとして窮屈なイメージを、リラックスして楽しいイメージへと変える心意気。

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今季のキーワードは「スポーツ」と「リラックス」だ。ファッションとして楽しめるようカラーバリエーションも充実させる。



春夏に活躍する新アイテムその1「ニットポロ」

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夏場に活躍するニットポロは、ドライな素材感を重視して選びぬいた。ボタンを一番上まで止めても様になるが、ジャケットの中に来た時に、第一ボタンを外しても様になるよう工夫がある。

シャツのように台襟をキチンと作ってあるのだ。襟の部分と台襟の部分で編地を変えることで、襟が成立する作りになっている。これで襟がきちんと立つ。2018年の夏にヒットした商品の改良バージョンだ。

スキッパーデザインや鹿の子など、バリエーションも多く用意される。

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スーツとの組み合わせも、洋服を楽しむように着ることができる。ユニフォームではなく、ドレスアップできるように。従来の青山にはない大人な表情を見せる物が多い。



春夏に活躍する新アイテムその2「オープンカラー & ワンピースカラーシャツ」

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カジュアルに着られるオープンカラーシャツは、ジャケパンスタイルに合うように、ジャケットの襟とのバランスが良いような襟を意識して作った。

ワンピースカラーシャツは、第一ボタンを開けると、綺麗にロールする。ボタンを締めると、ネクタイを締めることができる。働いてる時はノーネクタイでも、急なネクタイが必要な状況にも対応できる。

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ポルトガルの糸メーカー・ソメロスの糸を使用することで、リネンのシリーズはデラベと呼ばれる、パッと見は無地に見えるが独特なムラ感を出すもの。モアレスの別注色であり、他では流通していない。



春夏に活躍する新アイテムその3「2インプリーツチノ」 

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2インプリーツチノは、腰回りにボリュームがある。テーパードと呼ばれる、先に向かって細くなるデザインであり、日本人の体型にぴったりとハマる。日本人にとっては、このデザインのほうが、腰回りが楽でありながら脚長に見えやすい。

裾野も九分丈に仕上げてある。丈直しもなく、そのまま持って帰って履ける。

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色展開は4色。コーディネートとしては、くるぶし半分で履くと、誰でもおしゃれに見える。オリーブグリーンのような重たい色も肌を見せることで軽く見せられる。ジャケットや半袖のシャツとも合わせやすい。



春夏に活躍する新アイテムその4「L/S布帛Tシャツ」 

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カジュアルの世界ではポピュラーな布帛。ジャケットとのバランスを意識して作った。長袖のほうがジャケットの袖通りがよく使いやすい。着心地を考えて、ストレッチする素材にこだわった。

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肩口にファスナーをもうけることで、首がだらしなくならないようになっている。左脇にもファスナーがあり、脱ぎ着もしやすい。肩を通す時に開けて、閉めればシルエットも引き締まる。

コーディネートのポイントは「軽さ」

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今までビジネスシーンだけでなく、オフのときでも着こなせることを目指した。子育て時の服装にもできる動きやすさであり、皺になりづらいのでメンテナンスもしやすい。

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2019年のトレンドカラーは、スモークがかった落ち着いた色。ノーネクタイで、寂しくなった首元をネッカチーフで決めるのも洒脱さがある。かっちりとしたスーツで、亜熱帯のような日本を生き抜くのはつらいだろう。一度、モアレスという選択肢はどうだろうか。

価格帯も一万円を超えないどころか、お手頃価格が揃う。今が試しどきである。

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