歯医者イメージ

子供から大人まで誰もが恐れている虫歯。常日頃から念入りに歯磨きやケアを施していても、かかってしまう可能性のある非常に厄介な歯の病だ。

一刻も早く対処しなければならないのだが、歯医者での辛い治療を想像してしまうと、つい足が遠のいてしまう。ましてや定期的に通う事となると出費もかさむし何より面倒くさい。

そんな理由から惰性で治療を投げ出す方もそこそこ多いのではないだろうか

しかし、2019年2月14日に放送された『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』にて、なんとチーズが虫歯の予防に効果的な役割を果たしてくれるという新事実が明かされ少し話題となった。

一体、チーズがどういった風に歯を守ってくれるのか検討がつかない方も多いと思いますが簡単に解説していきます。


虫歯予防に「チーズ」ってどういうこと!?

とろけるナチュラルチーズ

何故、虫歯に効果的なのかというとチーズを食べることで口内のアルカリ性が強まる点にある。歯の腐食が進むのは、口の中が酸性の状態の時。
更に食後の口内は酸性に傾くので虫歯になるリスクも高くなるのだ。しかしチーズを食べると口の中はアルカリ性に変わるので、虫歯予防だけでなく“歯周病予防”にも効果的。

さらにチーズには歯を強くする“リン酸カルシウム”が含まれており、歯の再石灰化を促進する働きも。ちなみにプロセスチーズよりも“ハードタイプのナチュラルチーズのほうがより効果的だ。
チーズの成分は時間を置くとアルカリ性が強くなるため、歯磨きはチーズを食べてから30分後が理想。

ちなみにチーズの虫歯予防の効果は、WHO(世界保健機構)も認めている。
アメリカのAcademy of General Dentistryという研究機関でもチーズはpH値を調整する役割をもつ唾液の分泌を促進させアルカリ性が強まる役割を果たし、さらに、チーズを食べると歯の表面に保護膜が作られ、歯のエナメル質が腐食するのを防ぐ効果もあるという考察を発表している。

一応、世界でも認められた治療法のようなので歯医者に泣き寝入りしたくない人は是非、日ごろのケアと合わせて試してみてはいかがだろうか

・『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館』(2019年2月14日 テレビ朝日系列にて放送)