新年が明けたかと思えば、もうすっかり桜の季節。毎日仕事に追われ続け疲れてしまった心とカラダをリセットするべく、ふらっと一人旅に出てみることに。旅先は都心から電車で約2時間の鬼怒川温泉。友人オススメの「鬼怒川パークホテルズ」に宿泊してみました。
新宿から特急で約2時間。鬼怒川温泉駅から歩いて5分ほど。豊かな自然美に包まれるロケーションに「鬼怒川パークホテルズ」は佇みます。
ロビーからは鬼怒川を一望。飾りすぎない昭和レトロな雰囲気が居心地の良さ抜群です。
宿泊したのは「木の館」というフロアの露天風呂付き客室「菖蒲」。本間は10畳とゆったりサイズ。しっとりした和の風情に包まれ落ち着いた空間です。広縁からは雄大な鬼怒川渓谷を一望。
ウェルカムドリンクにはスパークリングワインを用意していただきました。
お布団は次の間にあらかじめセッティング。
四季折々の豊かな風景を望める客室専用の露天風呂。鬼怒川のせせらぎを聞きながら楽しむ温泉はこの上なく贅沢なひと時です。
大浴場には時代色豊かな江戸浮世風呂や木の香りが心地よい古代檜風呂、情緒あふれる屋形船風呂など個性が光る温泉を完備。気分に合わせて多彩なお風呂を味わえるのも魅力です。
夕食はお食事処「月見亭」にて。木の温もり溢れる上品な空間は心もほっと和みます。
「那須鶏と鶏つくねのお鍋」や「日光スモークサーモンサラダ」「生湯波のお造り」など栃木産の食材をふんだんに使った会席料理。華やかなお料理の数々は見た目も存分に楽しませてくれます。
左上から時計回りに生湯波、鮪、甘エビ、岩魚のたたき、やしお鱒のお造り。どれも身がプリップリで鮮度の良さがわかります。
程よい弾力とジューシーな旨みがたまらない那須鶏。白菜やネギなどのお野菜もたっぷりでカラダも喜ぶおいしさ!
〆はお茶漬け。しその実や自家製のお漬物とともに味わいます。
デザートは杏仁豆腐、りんごのコンポート、草餅。甘さが抑えられ食後にピッタリ。素材の良さが際立ち、職人の手仕事が光るお料理の数々で至福の夕食となりました。
「鬼怒川温泉夜桜大宴会」というお祭りが開催されているとホテルの方に聞いて、夕食後に訪問。会場となる鬼怒川温泉護国神社は夜桜に彩られ、ため息の出る美しさ!神楽殿では和楽器やお囃子の演奏などが披露され、久しぶりに和の文化を体感できました。
夜空に映えるピンク色の桜。東京の桜の名所はどこも混雑しがちですが、静かな神社でゆったりと華やかな風景を鑑賞できるのは大変贅沢なもの。鬼怒川パークホテルズからはシャトルバスも出ているので、期間中に宿泊される方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
朝食は湯豆腐や小鉢、煮物など。ご飯は栃木産コシヒカリ。一粒一粒がしっかりしておりもっちり感が秀逸。地元の豆腐店から仕入れるという豆腐は優しい味わい。カラダにすっと馴染む美味しさです。
小鉢はきんぴら、蒟蒻肉味噌、鮪山かけなど6種。生野菜サラダは特製のかんぴょうドレッシングで味わいます。どれもご飯のお供にうれしい逸品!
都心から約2時間と週末の小旅行にピッタリな鬼怒川温泉。日頃の疲れを癒したい時は、滋味溢れるお料理と寛ぎの温泉を楽しめる鬼怒川パークホテルズで贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?