中国・西安。かつて長安と呼ばれ、2000年もの間、13の王朝が都をこの地においた中国きっての古都で知られます。シルクロードの起点でもあります。今も陝西省の省都であり、街のいたるところに見どころが満載です。

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古都・西安の新スポット、大唐不夜城。その名の如く、夜なのに夜でない、まるで日中のように明るくライトアップされている一角は、西安の観光スポットで必ず行ってほしい場所です。

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場所は、西安市南部。曲江新区と呼ばれる近年新たに開発されたエリアで、ショッピングセンター、ホテル、テーマパークなどが次々とオープンしました。大唐不夜城は、かつて三蔵法師が翻訳に取り組んだ仏教寺院「大雁塔」(慈恩寺)のすぐ南です。

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日中も、唐にゆかりある人物像が並んでいるのも見ものではあるものの、ここはやはり夜にぜひ訪れるべき場所。ライトアップの規模が半端なく、まさに眠らない夜であることを実感できるほどその明るさに圧倒されます。特に、旧正月などの時期はさらにライトアップ。毎日がお祭りであるかのようです。けっこう広い範囲なので、歩き疲れたら電動カートも。露店めぐりも楽しめます。

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大唐不夜城のほか、隣接する唐の時代を再現したテーマパークの大唐芙蓉園、長安の名園として知られる唐大慈恩寺遺跡公園などもおすすめ。このエリアで半日は十分に過ごせるので、夕方あたりからぜひ。

(Written by AS)