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日常的にインターネットを使う私たちにとって、リアルタイムで質問に答えてくれる「チャットボット」や自分が興味のある商品だけを表示してくれる「レコメンド(おすすめ)」などはごくごく当たり前の機能になりつつあります。
こうした便利な機能の多くが「AI(人工知能)※以下AI」によって成り立っていると言っても過言ではありません。

私たちの生活に欠かせないものになりつつあるAIですが、「何をしてくれるものなのかよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?

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株式会社アドフレックス・コミュニケーションズが行った調査によると、「AIにどんなことが出来るのか知っている」人はわずか18%でした。まだまだ「知っている」、「分かっている」という人は少ないようです。
最も多かったのが「なんとなく知っている」の59%でした。過半数が「なんとなく」でもAIの事を知っている状況が伺えました。

また、AIに対してのイメージについては83%が「ポジティブ」と回答。同調査において、具体的なイメージとして「生活を便利にしてくれる」、「これからの時代にかかせないもの」という意見が挙がる一方、「よく分からないが、怖いイメージ」というネガティブなものも見受けられました。また、「便利だが、頼りすぎると、怖い気もする」という慎重な意見もありました。

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具体的なイメージとして、AIをどんなものだと思っている人が多いのでしょうか?
本調査では、全体の59%がAIのことを「自分で学習するシステムのこと」、50%が「ロボットのこと」と回答していました。現時点では一般的にこの2つのイメージが浸透しているようです。
また、19%が「仕事を効率化するツールやシステムのこと」、11%が「便利な家電のこと(11%)」と回答しており、身近な存在になってきていることも伺えました。

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将来的に「AIが解決してくれる」もしくは「AIに解決してほしい」と思うこととして、「交通や流通の効率化」、適切な薬の処方やAIによる無人診察といった「医療の拡充」、世界的な問題である「世界平和」や「環境問題の解決」などが挙がる一方で、「話し相手」や「家族のような存在」になってほしいという回答が見られました。


今や人工知能が活躍するのは、SF作品の中だけではなくなりました。
多種多様な分野、業界でその活躍を目にするようになると思います。
日々私たちの身近な存在になっていく「AI」に、今後も期待が高まるばかりです。

【参考】
AI(人工知能)にどんなことができるか「知っている人」はわずか18%! あなたの認識は合っている? 今更聞けないAI(人工知能)の認識/イメージ調査