ネタバレ

先日、気になるネットニュースを見つけました。
SNSが発展した、この時代にちょっとした発言であなたは嫌がらせのターゲットになってしまうかもしれない。

どうやら、現在公開中のアニメ映画『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』で、「ネタバレ」被害が発生している。問題となっているネタバレの内容は、映画中で起きた殺人事件の「犯人」が誰なのかを明らかにするもの。

「コナンを観にいきたい」などと投稿したユーザーに、「犯人は○○(伏字は犯人の名前)」と返信を送ったり、犯人の名前を彷彿させるアカウントが「いいね」を付けるという方法がある。被害にあったユーザーからは「最悪...コナンの犯人バラされた」、「楽しみがなくなった」という声が上がっている。

昨今、SNSでリアルタイム実況とかも企画としてテレビ番組などでも行われている。
録画で楽しみにしていたのに実況が番組のネタバレになったという経験がライターはある。ただそれは故意に起きたものではないし、自分自身で招いてしまったもの。しかし今回の件はお金を払って観る映画のネタバレということで、鑑賞予定者はかなり冷めてしまったようだ。もちろんネタバレを伝えた者が悪いが、何気ない投稿でターゲットにされてしまうので不用意に発言は今後しない方いいかもしれません。

対策方法は?

SNSの運営会社がこれを規制するのは難しい。
そうなると、自分で対策を取らないといけない、ITジャーナリストの高橋暁子さんによると「これから観に行く人が狙われますので、コナンを観に行くことをツイッター上で公開しないことが大切です」と助言する。

高橋さんによる対策法
そのほか、映画が見終わるまで鍵アカウントにして、知らない人がツイートに『いいね』などをできないようにしておくことでも、被害を防ぐことができます。また、キーワードミュートもおすすめです。『設定とプライバシー』→『通知』→『ミュート中』→『ミュートするキーワード』→『追加する』で、『犯人』や『コナン』などの関連キーワードをミュートするとより安心ではないでしょうか。ただしミュートできるのはあくまでツイートなので、観に行くまではツイッターを見ないという方法もありかもしれません。

対策をとっても、隙間を縫って嫌がらせをするものが現れるかもしれませんが、少しは抑止力になるかも知れません。


【参考】
https://www.j-cast.com/2019/04/20355736.html
※2019.04.20「J-CASTニュース」より


(Written by ユーサク)