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共働き世帯の増加に伴い、時短家事へのニーズが高まりつつある昨今。毎日欠かせない洗濯の手間を少しでも減らしたいという人も多いのではないだろうか。
パナソニックは「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を新たに搭載した、縦型洗濯乾燥機3機種を6月25日に発売すると発表。これに先駆け5月8日、都内にて報道陣向け発表会が開催された。

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洗濯容量10kgの「NA-FW100K7」(店頭予想価格23万円前後/税抜)。ふた部分は凹凸を抑えたフレームレスガラストップを採用。シンプルですっきりしたデザインはサニタリー空間をスタイリッシュに演出する。

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同社が行なった購入者調査によると、縦型洗濯機購入意向者の約7割が「洗浄力」を重視することが判明。その声を反映し、新製品には進化したパルセーターを搭載。大きな3枚の羽根で「パワフル立体水流」を生み出すことによって、洗濯物全体をしっかり攪拌することができる。

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進化した「パワフル立体水流」の実演も行われた。左が旧機種、右が新機種だ。洗濯物が回っている状態の洗濯機の中に、黄色いタオルを投入する。

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旧機種では投入した黄色いタオルがしばらく上部にとどまった一方、新機種では数秒後に内部に移動。衣類が上下内外にしっかり動き、ムラのない洗濯ができることがわかる。
さらに給水時に泡水が注がれるパナソニック独自の「泡洗浄」によってさらに高い洗浄力を実現。洗剤は泡状にすることで汚れにアタックする面積が多くなり、さらに繊維の奥まで浸透が可能に。頑固な汚れもより落ちやすくなる。

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同社のななめドラム洗濯乾燥機に搭載され、好評を博している「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能も新たに採用。液体洗剤や柔軟剤を予めタンクに入れておくだけで、洗濯の度に自動で適量を投入。毎日の洗濯の手間を少しでも減らしたい人に大変魅力的な機能だ。

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ライオンのお洗濯マイスター・消費生活アドバイザーの大貫和泉氏とパナソニック担当者によるトークセッションも行なわれた。
大貫氏によると4人に1人は洗濯時に多めに洗剤を入れる傾向があるとのこと。量を増やすことで洗浄力は高まるものの、すすぎの回数もより必要になり水や電気代が無駄になってしまうと指摘。逆に洗剤量が少なすぎると洗浄力の低下に繋がり、さらに汚れが洗濯機に付着してしまうデメリットもあるという。

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洗濯ネットの適切な使い方も紹介された。洗濯ネットは「衣類の損傷を防止」が目的だが、衣類の大きさにあった洗濯ネット選びが大切とのこと。さらに洗濯ネット1枚につき、衣類1枚が理想という。衣類に対して洗濯ネットが大きすぎると中でバラバラになってしまい、汚れが落ちにくくなってしまうと大貫氏は説明した。

「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能によって、スイッチを押すだけで洗濯できるパナソニックの新・縦型洗濯乾燥機。毎日仕事や育児に追われ、少しでも家事時間を短縮したい人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか?