2019年4月から6月にかけ、静岡の観光で今だけ楽しめる企画が盛りだくさんの「静岡デスティネーションキャンペーン」が開催されています。

地球上でまだ50か所あまりという世界農業遺産に認定されている「茶草場農法」の里で、お茶摘みが体験できます。
 
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場所は、静岡県掛川市の東山地区。茶草場農法は良質なお茶を生産するために受け継がれてきた、この茶畑周辺で採草したススキやササなどを刈って乾かした後に細かく刻んで茶畑の畝間に敷く伝統農法です。

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地元農家のガイドが、茶畑が広がる里山を案内しながら、お茶摘みを体験します。東山いっぷく処では、淹れたての美味しい掛川茶が味わえるほか、お茶をはじめとした地元のお土産も購入できます。

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近くの粟ヶ岳には「茶」の文字が見られます。まるで京都にある大文字の送り火のようでもあり、遠くから見るとそれほど大きくないようでも、実は一辺130メートルもあります。100年ほど前に地元農家によって作られたとのことです。粟ヶ岳から眺める茶園の光景はまさに絶景なので、わざわざ行く価値大いにあり。
 
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お茶摘みの体験は、2019年6月25日までの希望日(水曜定休)。希望日の10日前までに要予約。体験料2,000円。
 
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(Written by A. Shikama)