冷蔵庫やオーブンレンジなどを活用して、“忙しい1週間を、もっとおいしい1週間にしよう”をコンセプトに、パナソニックは「おいしい7days」を2017年より提案。忙しい暮らしの中でもきちんと食事を作りたい、というニーズに応えてきた。

同社は今年3月、業務用レベルの急速冷凍機能「はやうま冷凍」などを搭載した冷蔵庫を発売。さらに6月、ワンボウルメニューがさらに充実したスチームオーブンレンジ “3つ星ビストロ”を発売する。これに合わせて3月に報道陣向け新製品体験会が開催された。

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 冒頭では「3つ星ビストロ NE-BS1600」を使った料理のデモンストレーションが行われた。「NE-BS1600」の特徴の一つが、手間をかけずに調理できるワンボウルメニュー。炒めやとろみの調整がなにかと大変な「八宝菜」もボウルに材料と調味料を入れるだけで、簡単に作ることができる。

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ボウルに豚肉と魚介類を入れて片栗粉をまぶした後に野菜を投入。調味料を回してラップをボウルにふんわりかけ、ビストロの「八宝菜」メニューを選択する。

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加熱後、とろみが均一になるように全体をよく混ぜ合わせれば完成。調理時間わずか15分と手軽に作れるので、忙しい共働き世帯にはなんともうれしい機能だ。
 
 
ワンボウルメニューで作られた「八宝菜」。海老のプリッとした食感やイカのしっとり感が絶妙。肉はふっくらジューシーで、野菜もシャキシャキした歯ごたえ。見事なとろみ具合で片栗粉のダマも一切なし。レンジで調理したとは想像できないほどの本格的な味わいだ。

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「NE-BS1600」には新開発の「5段階のパワーコントロール」と「高精細64眼スピードセンサー高速0.1秒センシング」を搭載。とろみがこびりつかない様に火力を自動でコントロール。さらに加熱ムラやこびりつきを防ぎ、肉や魚介の硬化も抑える。(店頭予想価格は17万円前後/税抜)。

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続いて人気インスタグラマーのMAYAさんが登壇。ワンボウルで作るナポリタンが披露された。ボウルに水を入れて、半分に折ったパスタや具材を投入。ナポリタンメニューを選択し15分温め、ケチャップを混ぜ合わせるだけで完成。MAYAさんは「ナポリタンは冷凍すれば、お弁当にも活用できるので便利。忙しい朝にもピッタリです」と話した。

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パスタメニューでは麺の太さに合わせた設定が可能。フライパンも不要なので洗い物が減るのも魅力だ。

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3月20日に発売された、IoT冷蔵庫「WPXタイプ」。 通常冷凍に比べ約5倍の凍結スピードを誇る「はやうま冷凍」と、たった5分であら熱がとれる「はやうま冷却」を搭載した「新鮮凍結ルーム」を備える。(店頭予想価格は容量650L「NR-F655WPX」で43万円前後/税抜)

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冷凍に必要な時間は約150分とされるところ、約30分に短縮。大風量の集中シャワー冷却によって業務用レベルの凍結スピードを実現した。急速に冷凍することで、肉やゆで野菜だけでなく、作り置きのおかずも解凍加熱後のおいしさがぐっと上がるのが特徴だ。

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水分が凍る温度帯をすばやく通過することで、解凍時のうまみ成分の流出を抑えておいしさを守る「はやうま冷凍」。通常冷凍で保存したぶりのフライの食べ比べも実施。通常冷凍のものは身が縮んでパサつきが目立ったが、「はやうま冷凍」のものは身がふっくらジューシーで旨味が濃厚。食感、味わいともに差が歴然と感じられた。

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「はやうま冷却」では食品を一気に冷ますことが可能。作りたての温かいお弁当も、すばやく25℃以下まで冷ますことができる。多くの食中毒菌の細菌活動が活発化する約25℃〜約45℃をすばやく通過するので、細菌の繁殖を抑制する。

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また急速に冷やすことで食材に味がしみ込みやすくなるという特徴も。例えば漬け込み時間が数時間必要な煮卵も「はやうま冷却」を使えばわずか15分で味がしっかりと染み込む。
さらにパナソニック冷蔵庫専用アプリを使えば、スマートフォンでの操作が可能。冷却完了のお知らせなども確認できる。


忙しい暮らしの中でも美味しい料理作りをアシストしてくれる、パナソニックの新ビストロと冷蔵庫。時短調理やお弁当作りに便利な家電で、春の新生活をますます豊かに楽しんでみてはいかがだろうか。