「キャラメルコーン」、「ポテコ」、「オールレーズン」など、誰もが幼いころから親しんでいるロングセラーお菓子を発売する東ハト。その東ハトにおいて、異色のスナック「忍者ふわ丸」をご存じだろうか。2008年(平成20年)の発売以降、二度休売となるも、その度に根強いファンの声により復活、平成をなんとか生き抜き、令和元年5月、デザインを一新し、さらにおいしくリニューアルしたという。リニューアルポイントを東ハト商品開発担当・北村さんに聞いた。

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「忍者ふわ丸」ってどんなお菓子? 

「『忍者ふわ丸』は、口のなかでふわっと消えてなくなる、まるで忍者の動きのように軽くて素早いくちどけが特長のコーンスナックです。忍びらしく食べるときに音がせず、形も忍者道具の『まきびし』をイメージしています。さらに、隠し味として、忍者が飢えをしのいだとされる携帯食『飢渇丸(きかつがん)』の成分も配合しています。」(東ハト・北村さん)

−この驚きのくちどけはどうやって実現しているのですか?
「勢いよくパフさせ、つのを思い切りたたせることで、この消えるようなくちどけが実現しています。実はキャラメルコーンの製造技術を活用しているんです。」

−他にこだわりのポイントはありますか?
「オリーブ油を使用しています。1袋のボリュームが多い分、さっぱりとさせた油を使用することで連食を促しています。」


今回のリニューアルのポイントは?

「最大の特長である食感やくちどけを向上させました。企業秘密なので詳しくはお話しできませんが、配合を大きく変えたり、様々な製法を試し、半年ほどの月日がかかりました。」

−デザインもだいぶ変わりましたね。
「はい、今までのパッケージはお客様からキャラクターが主張し過ぎているため子ども向けのお菓子みたいで手に取りにくいというコメントもいただいておりました。忍びのはずのふわ丸が全く忍んでおらず、むしろ存在感があり過ぎたのです。そこで今回は、ふわ丸には少し忍んでいただいて、その分、食感が軽く見えるように生地を配置し、どのようなお菓子かしっかり伝わるシンプルでカッコいいデザインにすることになりました。」

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−ターゲットは?
「老若男女全ての方がターゲットです。ふわっと軽い食感なので、咀嚼力が低いお子様やご年配の方でも食べやすく、ぜひ一家団欒のシーンで召し上がっていただきたいです。また、インバウンドも意識しています。外国の方は、日本=忍者という方も多いので、お土産やそれこそ日本食として手に取ってもらえるとうれしいですね。」

−どんなシーンで食べてもらいたいですか?
「咀嚼音がしないので、オフィスで小腹がすいたときに、こっそり食べることができますし、お家デートの映画鑑賞のときにもムードを壊しません。いつの日か、映画館でポップコーンの代わりにふわ丸が食べられる時代が来ることを願っています。」

−最後に、今後の目標を教えてください。
「これまで、なかなか手に入らない、見つからないというお声をたくさんいただいてきましたので、売り場では忍ばず、存在感を出して、二度と売り場からドロンしないよう、定番化、ロングセラー商品にしていきたいです。」


5月にリニューアルした「忍者ふわ丸」は2種類。ふわっと消えるくちどけを生かしたシンプルな塩味の「忍者ふわ丸・旨塩味」と、鶏のコクや旨みと、まろやかな昆布の味わい深さが特長の「あわせだし」を再現した「忍者ふわ丸・鶏出汁味」。お店でみつけたときは、ぜひGetして、この新感覚のくちどけを体感してもらいたい。