2018年7月の西日本豪雨から1年。大きな被害を受けた愛媛県南部は現在も懸命の復旧・復興活動が行われています。

愛媛県南部の宇和島市吉田町にある、明治15年(1882年)創業の老舗醤油屋「旭醤油醸造場」。創業時の醸造場は国登録有形文化財で、現在は4代目の夫婦が伝統の醤油「あさひしょうゆ」を守る一方、新たな商品の開発にも次々と取り組んでいます。

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旭醤油醸造場は西日本豪雨の際、建屋をはじめ冷蔵庫やボイラーなど、醤油の製造に必要な設備のほとんどが浸水して泥に埋もれ、操業停止に。2019年1月より、製造できるものから少しずつネットでの販売を再開しました。

外観
商品が並んだ店内

醤油以外で、試行錯誤を重ねた末に完成した逸品の1つが「ふりかけポンズ」です。全国ふりかけグランプリ2015のソフト部門で銅賞も受賞。日本で初めてとなるポン酢のふりかけで、白飯などどの料理のふりかけても美味しく、ゆずとすだちの香りとまろやかな食感が楽しめます。

旭醤油 ふりかけポン酢

また、旭醤油醸造場のご主人の実家が栽培する宇和島産ブラッドオレンジ(宇和島は生産量日本一のブラッドオレンジの産地)の100%ジュース、「ブラッドオレンジポン酢」も開発して販売しています。変わり種では「パクチー醤油」「青みかんポン酢」「ブラッドオレンジソルト」(塩)なども販売。

旭醤油 ブラッドオレンジポン酢120ml (2)

多くの製品が、ネットでの通信販売も行っています。お中元、お歳暮にもおすすめです。

旭醤油醸造場 公式サイト