2015年に誕生し、常識にとらわれない展示物やイベントで人々を魅了してきた、栃木県栃木市の「岩下の新生姜ミュージアム」が、去る6月20日に開館から4年を迎えた。6月22日には、開館4周年を記念して『岩下の新生姜ミュージアム開館4周年記念スぺシャルイベント』が行なわれた。
イベントは4周年記念セレモニーと、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」の一日館長就任式でスタート。同施設を運営する岩下食品の代表取締役社長(同施設館長も兼任)岩下和了氏から、2人に“一日館長”の委嘱状が渡された。
なお、今回阿佐ヶ谷姉妹が一日館長に抜擢されたのは、姉・江里子が栃木県出身であること、衣装の色が「岩下の新生姜」に似ていることが理由だという。
ステージには栃木県内のご当地キャラクター「さのまる」「とちはなちゃん」も登場し、「とち介」も遅れて合流した。彼らはセレモニー終了後も暫く来館者の写真撮影に応じていた。
(さのまる)
(とちはなちゃん)
(とち介)
その後、阿佐ヶ谷姉妹は岩下氏の案内で館内を巡回。「岩下の新生姜ウイング」前で記念撮影をしたり、「音の廊下」に2人で挑戦したり、「世界一大きな新生姜ヘッド」の中で歌ったり、「ジンジャー神社」でお参りをしたりなど、館内アトラクションを存分に楽しんでいるようだった。また、抽選で阿佐ヶ谷姉妹と来館者の記念撮影会も行なわれた。
(岩下の新生姜ウイング)
(音の廊下)
(ジンジャー神社)
イベント後半はお笑い&音楽の2部構成ライブ。今回のライブは事前メール予約が受付開始から約1日で満席となる盛況ぶりで、イベントの注目度の高さがうかがえた。
お笑いライブでは“細かすぎて伝わらないモノマネ”や歌ネタを披露。「となりのトトロ」を「岩下の新生姜」にした替え歌も歌い、コール&レスポンスで満員の会場を盛り上げた。また、客席には江里子の高校時代の同級生もいたという偶然のサプライズもあり、さらに会場が沸いた。
音楽ライブでは、タブレット純作詞・作曲の「おしぼりをまるめたら」など、MCやアンコールを含めて約1時間、約12曲を歌い切った。最後のあいさつでは江里子が感極まって涙ぐむ場面も。
(サポートを務めた「ニュードアーズ」)
同施設では観覧無料のライブがしばしば開催されるが、観客からは「無料とは思えないほどのボリューム」というような、ライブ開催の度に好意的な感想をTwitterなどで見ることができる。
次回の無料ライブは、7月6日に開催される『笹口騒音オールスターズ&フレンズ 「ニュージンジャーロックフェスティバル 〜 ササーソニック2019 〜」』で、6月28日現在メール予約も受け付けているので、詳細は同施設公式サイト( https://shinshoga-museum.com/ )を参照されたし。
現在は「ペンライトバースデーケーキ」や、前出の岩下の新生姜ウイングなど、開館4周年記念イベントを行なっている同施設だが、7月10日からは、『夏休みイベント』を実施する。世界一大きな新生姜ヘッドに花火のプロジェクションマッピングを施したり、「Cafe New Ginger」にて期間限定メニューの“ピンクの岩下の新生姜流しそうめん”などを提供したり、「アルパカ広場」のボールプールや、来館者が描いたイラストが水槽風モニターを泳ぐ「ピンクの海のなかまたち 〜NEW GINGER AQUARIUM〜」など、夏休み中の子どもたちが親子で楽しめるアトラクションを用意している。