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滋賀県の守山市では、女性が妊娠をすると「はらみ餅」なるものを配る習慣があるそうです…。
新しい命の安らかな誕生や子孫繁栄を願うもので、この習慣は滋賀県内でも湖東・湖南に見られるらしいです。

女性は妊娠の5ヶ月目に、はらみ餅を買い、1セット10個を親類に配るのだそうです。

「はらみ餅」は、米粉、もち粉、砂糖をこねて蒸した餅で、粒餡を挟んで、はまぐり形にし、きな粉をかけたもので、「はらみ団子」とも呼ばれるそうです。

10個なのは、十月十日無事に育つようにという意味が含まれているとのことです。

地方各地のちょっと面白い習慣。
調べてみたらまだまだあるんでしょうねー!!


【参考記事】
・安産お祈りはらみ団子 滋賀の習わし
(2003.08.22 朝日新聞大阪夕刊)
・菓子ひなみ はらみ餅 米徳老舗(近江八幡市)
(2006.11.05 京都新聞朝刊)
・湖国料理の魅力紹介 滋賀大教授 堀越さん講演 伝統食の継承訴え 湖灯塾
(2008.01.20 京都新聞朝刊)