耳

スマホや音楽配信サービスの普及により国内外含め数多くのメーカーが参入しているイヤホン。
最近ではより高音質なものも続々と発売されている。
通勤中や自宅でも専らイヤホンをはめて動画を視聴したり音楽を聴いたりしている方も多いとは思うが、そんなイヤホンには難聴以外にも「カビ」という意外なデメリットがあるのだ。


何はともあれ、適度な音量・適度な使用時間が大事!

まず、有名なデメリットとしては先程も挙げた通り、難聴を起こす事がある。特に大きな音量で長時間聞けば、それだけリスクが増す。更に電車の中など周りに騒音がある環境でイヤホンを使用すると、ボリュームも大きくしがちなので注意が必要になってくる。

そして、イヤホンを長時間付けていると、耳にカビが生える可能性があるというデメリットもあるというので驚きだ。

イヤホンで「外耳道」という部分を擦って傷つけることによって耳にカビが生える(病名:外耳道真菌症)可能性があると言われている。
耳は洞窟のような形状なので湿気がこもりやすいうえに、イヤホンが空気を遮断するためカビが生える好条件となる
更には耳かきのしすぎによって傷が付くと炎症が起き、その周りにカビが発生しやすくなるという。


お医者さんが薦める予防法も紹介!

東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室・山本裕教授は「長時間、イヤホンを付けていた人はなるべく短時間にして、耳かきを頻回にしている方は綿棒で入り口を月に1、2回、お風呂上がりにクルッと1、2周、そんなイメージで耳かきをされると良い」と対処法を公表している。

榊原耳鼻咽喉科医院 院長の榊原 昭さんは「音響が難聴を起こす仕組みはヘッドフォンでも同じで、大音響で長時間聞けばリスクが高まります。耳の痛みやかゆみを引き起こす外耳道炎や真菌症に関しては、耳に入れない分ヘッドフォンの方がましと考えられます」とヘッドフォンの方が比較的ではあるが難聴等のリスクを避けられるという見解は示している。


【出典】
テレビ朝日『スーパーJチャンネル』:2019年6月14日放送
 『教えて!goo ウォッチ』:2015年8月11日


(written by 虫歯太郎)

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