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“革命戦士”の愛称で多くのファンに愛され、近年ではバラエティー番組に出演するなど、多方面で活躍中の長州力さん。6月26日に現役を引退したばかりだが、
そんな長州力が、なんと今回、人気スパークリングワイン「ロジャーグラート」のブランドアンバサダーに就任。これを記念して昨日就任式が開催された。

「ロジャーグラート」は、スペインの高品質スパークリングワイン、※カバ(CAVA)の生産者。1882年、アルト・ペネデス地方サン・エステヴェ・セスロヴィレスにある古い農家の一角に創業された名門で、創業以来“長期熟成”にこだわった最高品質の力バを造り続けている。

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【ロジャーグラート カバ ロゼ・ブリュット】

長州力とワイン・・・正直全くイメージがかけ離れているが、実は長州さん、意外と隠れたワイン通だったりするのだろうか?

そんななか、いよいよ長州力本人が登場!会場は、本物のプロレスリングを模した小さなリングが設営されており、入場曲こそなかったが、ロープをくぐってリングインする姿は現役時代を彷彿とさせた。

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長州力はまずはじめに、シャンパンサーベルでワインの抜栓に挑戦。「シュポンッ!」という小気味よい音とともに綺麗に泡が噴き出し、見事なサーベル捌きで場内を沸かせた。

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 “ワインはあまり詳しくない。いったいなんで自分が選ばれたの?”という長州力。これについて、「ロジャーグラート」を国内で22年取り扱っており、今回長州さんをアンバサダーに指名した「三国ワイン株式会社(本社:東京都中央区新川)」の代表取締役社長・須佐敏郎氏が経緯を語った。

“ロジャーグラートは日本でも多くの方にご愛顧をいただいていますが、これを機にもっと多くの方に知っていただきたい。そこで、ロジャーグラートの強みである「長期熟成」というキーワードから「長期熟成する力」→「長熟力(ちょうじゅくりょく)」→長熟力(ちょうじゅくりき)と変化し、長州力さんに白羽の矢が立った”という。

ただ、須佐社長いわく最初はノリで決めた部分もあったが、言葉遊びだけではない。“ワインが時を経て熟成するように、長州さんもプロレス人生で長期熟成することにより、素晴らしさを体現された方。これが一番の決め手になった”とのこと。

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これを聞いた長州力は、“大変光栄ですけど、照れくさい”と、まんざらでもない様子。また、“ワインを日頃から飲まれている方以外にも、ワインに興味を持っていただきたい(須佐社長)”という思いも、抜擢の決め手となった。

今回の就任に際し、ロジャーグラートを奥さんと2本空けたという長州力。
『長い時間をかけて酔っていくような気持ちよさがあった。家内とテラスで飲んでいたけど、風が気持ちよく、ようやく夏が来たという感じ』と感想を語ると、
社長の「じゃあそのときはキレてなかったんですね?」という、かなり強引なフリに対し、“ワインはキレてますよ!”と往年の名台詞にかけた、新たな名言が飛び出した。

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就任式の前には、「長州力」改め「長熟力(ちようじゆくりき)」として、8 月 30 日(金)に公開予定のWEB動画の撮影に臨んでいた長州さん。

撮影の感想を聞かれると、“昼間からロジャーグラートを4種類も飲んで、気持ちよく撮影できた。まだ(お酒が)効いてる(笑)”と、ほろ酔い状態であることが判明。
さらには“プロレス技に例えると「サソリ固め」。長い時間をかけてゆっくり効く。かけた本人が効いちゃってるけど”と、集まった取材陣を笑わせた。

最後に、アンバサダー就任について、“何事も経験なので一生懸命やりたい。「1分に1本」ではなく「1秒に1本」売れる商品になるよう、自分にできることは精一杯やっていきたい。みなさんぜひよろしくお願いします。” と意気込みを語った。

WEB動画は8月30日(金)より口ジャーグラート公式ウェブサイトにて公開するほか、8月上旬からは店頭販促物の作成、SNSを活用したプロモーションを行う予定だ。 

イベント後にはロジャーグラート試飲会が行われ、一番人気のロゼなどを飲ませていただいた。長期熟成ならではの深みが感じられながらも、爽快なキレがあって飲みやすく、暑さ本番を迎えたこれからの時期にピッタリなお酒という印象。
ワインになじみがないという方も、この夏は「口ジャーグラート」でワインデビューしてみてはいかがだろうか?

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●ロジャーグラート(Roger Goulart)とは 1882年、スペインのアルト・ペネデス地方、サン・エステヴェ・セスロヴィレスにて創業された名門カバ生産者。 日本では1997年より販売を開始し、プレミアムカバのカテゴリーでは日本トップクラスの売り上げを誇る。カバの最低熟成期間は9ヵ月と規定で定められているが、熟成による深みが生まれるのは熟成10ヵ月目以降であり、ロジャーグラートでは一番人気のロゼ・ブリュットで14-18ヵ月、グラン・レセルバは最低48ヵ月熟成させるなど、長期熟成にこだわり、他のカバとは異なる、特別な味わいを生み出している。

※カバ(CAVA)とはスペイン・カタルーニャ州を中心に造られているスパークリングワイン。フランスのシャンパーニュと同じ、瓶内ニ次発酵にて造られ、 世界中で幅広く親しまれている。