受験イメージ

替え玉受験の先駆けともなった騒動は「津田塾大学女装替え玉受験事件」

1975年2月13日、名門私立女子大学の津田塾大学にて入学試験が行われた。
その受験生の中に明らかに異様な雰囲気を放つ怪しい人物がいた。
顔色が悪く老け込んでおり全く若者には見えないのだ。
なんと父親自らが女装を施して娘の代わりに試験を受けたのだ!

試験の一日目は何とか乗り切ったのだが 横に座った受験生の「男かも?」という通告で、翌日にチェックした大学の試験委員により父親は一人教室に残され尋問をしたところ、ようやく観念して事実を白状したという。のど仏は白いタートルネックで隠していたが、骨ばった手と老け顔は如何ともし難かった。

この父親は実は娘の通っている高校で英語教師を勤めており、この事件後 父親は責任を取る形で退職。娘は卒業を保留となったという。

【参考】
「NEWSポスト7」:2014年1月19日
週刊朝日「歴史に残る“カンニングの手口”科挙から自動車免許まで ネット投稿は序の口!?」(2011.03.18)