魔法びんメーカーのサーモスは7月23日、プレス向け新製品発表会を開催。9月に新発売される真空断熱スープジャーなどの新製品が紹介された。
9月1日に新発売される「真空断熱スープジャーJBTシリーズ」。持ち運びに便利な0.3L、満足感のある容量の0.4L、ボリュームたっぷりでビッグサイズの0.5Lと3つのサイズを用意。カラーはやさしいパステルカラーや、シンプルなホワイトやシックなブラックを展開する。
新シリーズの特筆すべきは、フタに新設計「クリックオープン構造」を採用したことだ。従来品では上フタを押して回した後に、下フタを回して開けるという2段階構造操作だったが「子供には使いにくい」との声もあったのこと。そこで「クリックオープン構造」を開発。フタを少し回すことでクリック構造が中の圧力を逃し、通常の開け方と変わらない動作を実現した。「手の小さい女性でも簡単に開けることができるので、より手軽に使っていただきたい」と同社担当者は強調した。
続いて料理家・弁当コンサルタント 野上優佳子さんが登壇。ミニセミナーが開催された。
お弁当にまつわる講演や執筆、メディア出演など多方面で活躍する野上さん。食、健康、育児、教育などの領域でコンテンツ制作やコンサルティングなどを行う株式会社ホオバルの代表も務める。セミナーでは2019年の食の3大トレンドを紹介。その中の一つが近年話題となっている食品ロスやプラスティックごみ問題だ。
日本における食品ロスの内訳では、事業系が55%に対して家庭系が45%とほぼ互角と説明。
さらに家庭系食品ロスの内訳では野菜の皮の剥きすぎなど「過剰除去」が55%、「食べ残し」が27%、賞味期限や消費期限切れによる「直接廃棄」が18%とのこと。
このような食品ロスを解決すべく野上さんはサーモス真空断熱ジャーを使ったレシピを開発。例えば山形の伝統食「冷や汁」は乾物を使用することで、時短だけでなく食品の使い切りにも役立つ。さらに冷たさをキープできるのでお弁当にもピッタリだ。こちらはステンレス製魔法びん構造で飲み頃温度をキープする「真空断熱ケータイタンブラー JOE-360/480」。シンプルなスクリューオープン構造を採用。口径は約5cmと広く、フタを開けると香りが広がりやすくコーヒーもより美味しく飲むことができる。さらにフタはパーツが少なく洗いやすいため手入れも簡単だ。容量は0.36L、0.48Lの2サイズ。シンプルなホワイトやコーヒーをイメージした高級感あふれるカラーを展開する。
同じく9月1日に発売される「サーモス フライパン(KFCシリーズ)」。同社の従来品「KITCHEN +」のハイグレードモデルとなる。アルミ基材の表面を17,000℃の超高温プラズマジェッドでコーティング。ふっ素コートとフライパンの密着性を高め、抜群の耐久性を実現した。IH、ガスのどちらにも対応する。サイズは20cm、24cm、26cm、28cmというラインナップ。28cmサイズには超深型設計の炒め鍋タイプも用意する。
より使いやすくなったスープジャーやお洒落な見た目のケータイタンブラー。毎日の食事やくつろぎのひと時にぜひサーモスの魅力溢れるアイテムを使ってみてはいかがだろうか?
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