Evolution Championship Series(以後evo)とは、毎年ラスベガスを舞台に繰り広げられる世界最大級の“対戦格闘ゲームの祭典”である。その歴史は長く、始まりは1995年カルフォルニア州サニーベールで行われた「Battle by the Bay」という40人制の小さなゲーム大会である。2002年に「Evolution」。2003年「EVO」と名前に改称したことに加え、場所をネバダ州ラスベガスに移したことにより、選手人口も徐々に増えて行った。

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ゲームと侮るなかれ、2019年8月3日〜5日まで行われていた「evo 2019」には全世界から延べ14000人を超える選手がエントリーしており、期間中は各ゲームタイトルのチャンピオンの座をかけて一心不乱に戦い抜く。その様子は、対戦格闘ゲームを知らない方が観戦しても「これぞeスポーツ!」と叫びたくなるような白熱さがあり、見逃せない“名勝負”がいくつも生まれる。“熱い”大会なのである。

「evo 2019」の種目タイトルは「スマブラSP」「スト5」「鉄拳7」「サムスピ」「モーコン11」「DBFZ」「UNIst」「キャリバー6」「BBTAG」の9種類と、その他。


日本人の活躍も!

『ストリートファイターV アーケードエディション』部門には約2000人が参加。決勝戦は、神月かりんを用いる日本出身“ボンちゃん”選手(Red Bull所属)と、ラシードを操るアラブのプレイヤー“Big Bird”選手の対戦。最終的に熱い戦いを制したのはボンちゃん選手となった。
ボンちゃん選手とBig Bird選手の決勝戦はこちら・・・


そのほか『ソウルキャリバーVI』は、“ゆっとと”選手、『ドラゴンボール ファイターズ』は“GO1”選手、『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[st]』では、“らんぽ”選手がそれぞれ栄冠を獲得。日本の格闘ゲームシーンの力強さを世界に示す結果となった。

そして、今回外して語れないのが任天堂switch用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』だ。その参加選手数は約3500人。今回最も参加人数の多い種目となった。

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日本からもこの種目だけで450人の参加があり、今一番熱い格闘ゲームと言える。
優勝したのはメキシコ出身の“MKLeo(エムケーレオ)”選手(Echo Fox所属)。惜しくも日本勢は優勝を逃したが、5位タイには日本出身のライト選手とプロトバナム選手が食い込んでいる。
決勝のMKLeo VS. Tweekの試合はこちら・・・


試合のアツさももちろんだが、試合後の観客の様子を見てもらえれば、その盛り上がりもきっと伝わるだろう。


今後の”eスポーツ”にも期待

残念ながらevo 2019はすでに終了しているが、動画サイト等でその熱い戦いを観ることができる。さらに2020年1月24日〜1月26日まで千葉・幕張メッセ国際展示場で「EVO Japan 2020」の開催が決まっている。同大会はevoの日本大会として2018年から開催されていて、次回で3回目の開催となる。
発表では、メインタイトル第1弾として「鉄拳7」「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」「ソウルキャリバーVI」が名を連ねることがアナウンスされており、タイトルは今後も決定次第、随時発表予定だ。この大会もネットで生放送され、たくさんの名勝負が生まれることだろう。

ゲームが大好きなあなたも、そうでないあなたも。
ぜひともこの機会に“eスポーツ”にどっぷりハマってみては?