蛾の写真

夏など暖かい時期、夜の照明などに集まってくる嫌われ者「蛾」。そんな蛾がとある時期に、洞窟の壁一面にびっしり集まる現象が存在するという。

インターネットで世界中のおもしろいネタを集める事が多いのだが、グーグルの画像検索でいろいろ探していると、数万匹の大量の蛾が洞窟内の壁一面を覆い尽くしている謎の写真を見つけてしまった。気になってクリックすると、写真の出処はオーストラリアについて書かれた記事だった。

この記事を読み解くと、オーストラリア固有の昆虫で知られるポゴング蛾(Bogong Moth)。アボリジニノ先住民たちには食用として親しまれ、ポップコーンのような味がすることで知られる蛾の一種。クイーンズランド南部からビクトリア州北部の高山地帯を毎年移動している。春の初め(11月)に蛹から出てきて、数百万の大人のポゴング蛾は、アルプスに向かう長い旅に出る。夏の期間中は、ビクトリア州北部にある山の洞窟や岩の割れ目の間で大群を作り、集団で洞窟の内部で涼んでいるのだという。夏の終わり(毎年2月と3月)には、クイーンズランド州の繁殖地に集団で動き出す。繁殖を終えて次の春に孵化した蛾は。その後も再び同じ回遊のサイクルを繰り返す。秋になると再びクイーンズランド州に戻るという…

果たしてこの写真は本物なのか?本当ならどれくらいの蛾が集まっているのか?あまりにもインスタ映えしそうなこの蛾の大群の写真をSNSに載せることができれば、もしかすると日本人初投稿になってしまうかも…?

この謎の写真に興味が湧いてしまった方、今後オーストラリアに旅行を考えている方は、現地でこの写真の真相をあなたの目で確かめてみてはいかがだろうか…。

インターネットで見つけた数万匹の蛾の集合写真
※ポゴング蛾の生態に関して