キャプチャ

「結婚ってなんだろう?」

実は大人になっても、結婚のことを考えることは少ないかもしれない。小学生ならなおのこと、夢として大人になって「結婚したいな」と思い描くことはあっても、結婚とは、結婚式とはなんだろうと考えることは少ないだろう。

婚礼大手の株式会社テイクアンドギヴ&ニーズ(T&G)では、地域活性化のCSR活動の取り組みの一貫として、T&Gが運営する結婚式場で子ども達と親御さんを対象にした「T&Gキッズプラグラム」を夏休み期間中に開催する。8月1日には、茅ヶ崎迎賓館で「婚育」をテーマにしたプログラムが開催された。参加したのは80名あまりの親御さんと子ども達。子ども達は小学生が対象だった。
 
キャプチャ

会場に入ると、親御さんと子ども達の座る場所が分けられていることが印象的だった。スタッフによると、一緒にいるとどうしてもお父さんやお母さんに意識が向いてしまって、自分から積極的に参加するということが薄れてしまうお子さんもいるからという。

キャプチャ
キャプチャ

結婚式とはどういうものなのかというスタッフの説明、結婚に関する様々なクイズの後、結婚とはどういうイメージなのかを、子ども達が付箋に書いていった。そこに書かれていたのは「ドレス」とか「花」「ケーキ」とか、目に見えるものが多かった。
その後、迎賓館の結婚式会場に場所を移して、実際に挙式がどう行われるのか、演出はどういうものなのかを体験。新郎新婦の入場や指輪の交換など、それぞれがどんな意味を持っているのかを教えてもらった。この日、模擬として行われたのが「人前結婚式」。大切な人たちの前で、大切な人たちに祝ってもらう結婚式だった。

キャプチャ
キャプチャ
キャプチャ
キャプチャ

デザートビュッフェで休憩をはさんだ後、子ども達からお父さんお母さんへ感謝のレターが送られた。そこに書かれていたのは「お父さんお母さん、ありがとう」「家族のみんなに感謝」という言葉。普段ではなかなか言い出せない言葉が、そこには綴られていた。

キャプチャ
キャプチャ

ある企業の調査によると、子どもと話をする時間が少ないと感じている親御さんは7割近くになるという。さらにおよそ2割の親が「子どもと向き合って話すのは15分以内」と答えている。結婚式とは、二人の門出をみんなで祝うとともに、家族に「ありがとう」などの思いを伝える時間と言えるかもしれない。

キャプチャ
キャプチャ

最後に、子ども達にもう一度結婚のイメージを書いてもらった。そこには「思い出に残る日」「家族」「一生の大切な日」「しあわせになれる日」など、目に見えない答えが多く書かれていた。結婚したいという子どもも、ずいぶん多くなっていた。
婚育プログラムとは、ありがとうという気持ちを家族や近くの人に伝える大切さを教えてくれる。子ども達はもちろんのこと、親御さん達にとっても、学びの時間になっていたのだろう。

キャプチャ
キャプチャ


【Nicheee!編集部のイチオシ】

「熱海銀座 おさかな食堂」カジュアルに地魚を楽しめるお店がオープン!
あの名作が12年ぶりに帰ってくる!
【スーパードラゴンボールヒーローズ】1個2000円のオリパ買ってみた