先日、当サイトにて開催を告知した「第3回 魚沼グルメナイトin渋谷」が今回も大盛況のうちに終了した。特別ゲストとして登壇した、魚沼特使「おばたのお兄さん」も「大丈夫ですか?(このイベント)儲け出てます?僕のギャラちゃんと払ってくださいね!?」と思わず心配してしまうほどの大盤振る舞いには、会場のお客様達も大満足の様子だった。
グルメナイトの名にふさわしい、充実の料理と日本酒の数々
まずは魚沼といえばこれ、美味しいお米が2種類。
「北魚沼産コシヒカリ(雪室貯蔵米)」は、その名の通り、冬の間に大量に降り積もった雪を利用し、貯蔵庫内の温度・湿度を米にとって理想的な状態に保った雪室で保存したお米。1年を通じて新米の味わいが損なわれず、新鮮な美味しさが楽しめる。
そして「魚沼市産新之助」は、平成29年にデビューしたばかりの新品種。そのおいしさはコシヒカリとは大きく異なり、炊いた時の美しいツヤ、深いコクとまろやかな甘味、もっちりとした粘り気で、しっかりした「つぶ感」と「弾力ある食感」を両立させている。
魚沼産生もつ焼きは魚沼のソウルフード。魚沼地域では焼き肉といえば豚のホルモンだそうで、バーベキューでも網の上で焼かれるのは、牛よりも豚のモツだそう。
魚沼産の黒十全なすを使ったなす漬けは丸のまま出されるというダイナミックさ。
実は、新潟県は茄子の作付面積が全国でもダントツの1位。しかし、出荷量は全国17位という不思議なデータがある。これは新潟の人が茄子を出荷せずに自分達で食べてしまうのが理由だそう。この日のなす漬けも非常に美味しかったです。
他にも、きんちゃんハムのウインナー、けんちん汁、米粉を使った魚沼の郷土料理で長野県のおやきのような「あんぼ」、麹を使ったジェラート、甘酒など、試食だけでお腹いっぱいになるほどの料理が並び、来場者のお腹を満たしてくれた。
日本酒には長い行列が出来ており、皆心ゆくまで飲み比べをしていた。
玉川酒造の“ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017最高金賞”を受賞した「イトッキー」はワイングラスで、というだけあってラベルもオシャレ。高知県馬路村産のゆずと46度!の度数がある日本酒リキュール越後武士をブレンドしたUZ(ゆずのお酒)はさわやかな香りとはちみつで仕上げた飲みやすさが特徴的だった。
緑川酒蔵の雪洞貯蔵酒 緑は雪を使った雪室で寝かせたお酒ですっきりとした飲みやすさ。
魚沼醸造からは、5種類のフレーバーの麹甘酒が提供された。
魚沼の自然や湯治宿など、魚沼の見どころもたっぷり紹介
後半は、魚沼地方の見どころなども紹介。
1年の間でも雪解けの時期にしか見ることのできない「雪流れ」と言われる現象。
これはダムに雪解け水が一気に流れ込むことで、ダム内の雪の水位があがり、雪の塊が水面に浮かび上がって、流氷のように見えるそう。
秋の早朝には奥只見・銀山平で発生した霧が雲海となり山の稜線を越え、まるで滝のように流れ落ちる「滝雲(たきぐも)」という自然現象が見られる。
10月に雲海を見に行くツアーもあるそうなので、そちらを見てみたい方は是非魚沼観光協会などのHPなどをチェックしてみて欲しい。
他にも、1年で30泊泊まるお客様もいるという湯治温泉宿のご主人などが登壇し、食以外の魚沼の魅力もたっぷり教えていただいた所で、最後のお楽しみ、じゃんけん大会が始まった。
魚沼グルメナイトの恒例であり、最高潮の盛り上がりを迎えるのがこのじゃんけん大会。
それもそのはず、景品には遊覧船の乗船チケットや日本酒や梅酒の一升瓶!温泉宿の宿泊券!!などなど、豪華すぎる景品がこれでもかというほど提供され、たくさんのお土産を手にしたお客様たちは大満足で帰途に付いた。
毎回驚くほどの太っ腹ぶりをみせてくれる魚沼イベントだが、次回の開催は新米が登場した頃だろうか・・・もし、次回魚沼イベントが開催される事があれば、未経験者は是非とも参加してみて欲しい!!
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