世界陸上

 2年に1度の熱戦「世界陸上2019 ドーハ大会」が9月27日に開幕。
世界各国のトップ選手が集まるこの大会は毎回多くの人で盛り上がりを見せている。今年の注目は何と言っても男子100m9秒台トリオのサニブラウン・アブデル・ハキーム、桐生祥秀、小池祐貴。そして2017年ロンドン大会で銀メダルを獲得した男子4×100mリレーでは再び日本チームのバトンパスが冴えわたるでしょう。

ということで今回はライターがチェックして欲しいと思う見どころを紹介。

トラックの女王を決める「女子10,000m」

今大会この種目にエントリーしたのがナイキTOKYOTCの新谷仁美(にいやひとみ)だ。
新谷は2014年1月に引退を表明し、会社勤めを経て、2018年6月にプロとして復帰を果たしている。2019年1月13日に出場した全国都道府県対抗女子駅伝ではブランクを感じさせない走りでアンカー(9区=10キロ)を区間1位(31分06秒)の快走し、引退前並みの軽快な走りを見せている。
果たして世界大会でどんな活躍を見せてくれるかのか。

新谷仁美プロフィール
1988年(昭和63年)2月26日、岡山県生まれ。興譲館高校在学時には全国高校駅伝の第1区で3年連続区間賞を獲得。2007年の東京マラソンで初マラソンに臨み、初優勝。2012年ロンドン五輪女子1万メートルは日本人最高の9位。13年世界選手権モスクワ大会女子1万メートルでは5位入賞を果たしている。

選手ではないが、注目は世界陸上大好き俳優

やはり世界陸上と言えば1997年アテネ大会から12大会連続TBSでMCを務める俳優・織田裕二とフリーアナウンサーの中井美穂のコンビだ。特に織田は日本選手だけでなく、外国人選手についても詳しく語る姿はほんとに陸上競技が好きなんだなと見てて感じる。
そして大会を盛り上げてくれるのが2007年からテーマソングになっている織田の楽曲「All my treasures」、彼の代表曲は踊る大捜査線の「Love Somebody」だけでないことを知って欲しい。

灼熱のドーハがさらに熱くなる!