パナソニックは10月下旬にスマホ連携するスチームオーブンレンジ、ハイグレードモデルの『3つ星ビストロ』を発売する。Wi-Fiに接続してスマートフォンと連携する機種としては初めてのものになる。この最新のビストロは、「食のプラットフォームアプリ」と位置付ける新アプリ「キッチンポケット」と連携して、今までになかった利便性を生み出す。スチームオーブンレンジの最新化タイプと言えるだろう。
アプリは、1週間「献立」や今日の「おすすめ」といったメニュー提案をし、「レシピ検索」ももちろん可能。そして選んだメニューの買い物リストを作成してくれる。選んだメニューは、本体にも追加して保存することができる。ライフステージの変化や、子供の成長に合わせてレシピを追加できるのだ。
また、買い物の手間を省くために、食材宅配サービスのヨシケイと連携したサービスも提供する。ヨシケイはビストロ向けのメニューを開発し、下ごしらえした食材を家庭に届ける。もちろんそのメニューはビストロ対応のメニューなので、アプリの指示に従って簡単に調理することができる。
また、「業界初とろみセンシング」で、ワンボウル中華・ワンボウルフレンチのメニューも用意。材料をボールに入れてスタートボタンを押すだけでできる圧倒的な時短料理だ。
例えばこの「鶏肉のバスク風」もワンボウルフレンチのメニューの一つ。鶏もも肉とパプリカ、ニンジンとベーコンを具に、トマトの水煮缶を使ったソースで煮込む料理だ。
アプリで必要量の材料を確認して用意する。分量は1から4人分までをビストロが自動で計測して調理のプログラムが設定される。
アプリのメニューに沿って下準備(とはいえ、肉をボールに入れて小麦粉をまぶして他の材料を入れるだけ)して、ラップをふんわり掛けたら庫内へ。あとはスタートボタンを押して調理を開始。
20分かからず調理が終了。ディスプレイには使用した電気代が表示される。
ボールを取り出し、ソースが絡むように底から軽く混ぜたら完成。火を使わないので、調理時間中は他の家事などのためにキッチンを離れることができて効率がいい。
キッチンポケットのコミュニティ機能も新しい。アプリ内でユーザー同士がコミュニケーションをとれる仕組みだ。レシピや機器の使い方など、ビストロユーザー同士ならではの情報交換もできる。
このように、新しい3つ星ビストロは食事作りに発生する「名もなき家事」をサポート。それは「献立立案」、「買い物」、「下調理」の3つ。そして「家族の時間」と「おいしいの笑顔」を増やすのが新しいビストロだ。
【品名】スチームオーブンレンジ ビストロ
【品番】NE-BS2600
【メーカー希望小売価格】オープン価格
【発売予定日】2019年10月21日
パナソニック レンジ