10月8日(火)、一般社団法人at Will Workが主催する“令和時代の働き方” に関するメディア向けの勉強会が開催された。
働き方改革法施行から半年…。単に働き方の改革だけではなく、リモートワーク・副業など、会社に所属するということの意義も昨今は見直されている。人材不足が叫ばれ、各企業が様々な人材確保の制度を整えているが、そのキーワードとなるのが…皆さんご存じの「HRテック」なのだ。
「HRテック」なくして、日本の働き方改革は進まない。私はそう断言する…



…と語ってはみたが、「HRテック」とは何ぞやと、そう思っている方も多いと思われる。
私が前々から注目していたのだが…
「HRテック」とは、ヒューマン・リソース(Human Resources)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、クラウドや人工知能(AI)、ビッグデータ解析といった先端テクノロジーを駆使し、採用・育成・評価・配置など人事業務の効率化と質の向上を目指すサービス全般のことを指すという。

つまり、最新の技術を駆使して、従業員の満足度・やる気を高め、そしてしっかりと評価することで、効率的に生産性を上げていこうじゃないかということ。

勉強会には、経済産業省 産業人材政策室で「働き方改革」「人づくり革命」などの政策に携わっている堀田陽平氏をはじめ、日本の「HRテック」を加速させている企業5社が登壇し、各社のサービスの概要や、導入実績などが話された。

【登壇者】
・経済産業省 産業人材政策室 室長補佐 弁護士 堀田陽平氏
・株式会社アトラエ wevox担当 川本周氏
・株式会社カオナビ 取締役副社長 COO 佐藤寛之氏
・株式会社ネオキャリア 経営企画本部 プロダクトデザイン部 部長 松葉次朗氏
・Unipos株式会社 代表取締役社長 斎藤知明氏
・パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 HITO-Linkサービス開発部
 ビジネスディベロップメントグループマネージャー 大島亜衣里氏


まず、はじめに登壇したのが経済産業省 産業人材政策室 室長補佐 弁護士 堀田陽平氏。
第四次産業革命とも呼ばれる昨今での、一部上場企業のあり方や、日本企業と欧米企業との明確な違い。副業やワークライフバランスの重視など、人生観の変化により仕事観も変わりつつある現状が話された。

個人的には副業を希望する人の割合は増えているのに実数は変わらない。つまり企業が副業を認めないというケースが多く見受けられるという点は「へぇ〜」と思わされた。


人事や評価など、今までブラックボックス化されてきた分野も「HRテック」を駆使することで客観性、納得性も生まれるとも語った。



3分で組織の状態を可視化し、エンゲージメント(※従業員の会社に対する愛着心や思い入れといった意味)における課題特定および改善策を実施していくことで、組織改善のサイクルを生み出すサービス「wevox(ウィボックス)」を提供する株式会社アトラエの川本周氏。


川本周氏いわく、エンゲージメントスコアは離職率や生産性と相関関係、因果関係があるとのこと。IT、証券、医療、飲食、スポーツチームなどの様々な業界・業種にわたり1000を超える企業・組織が「wevox(ウィボックス)」を導入しているという。




社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材評価を可視化することで、最適な人材配置や抜擢といった人材マネジメントをサポートする「カオナビ」。


「顔と名前が一致しない」という課題から誕生したというクラウド人材管理システムは広く受け入れられ、現在、導入企業は1400社を超えるという。




株式会社ネオキャリアが提供する「jinjer(ジンジャー)」は、国内初の人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォーム。


ブラックボックス化されてきた人事データを「数値化」「可視化」することで、人事戦略の最適解を導き、人事業務のパフォーマンス向上、さらには企業経営の支援までも実現する。



従業員同士が少額の給与「ピアボーナス」と感謝・称賛のメッセージをオープンな場で送り合うことを実現した、日本初のピアボーナスサービス「Unipos」。


全社員が閲覧可能なオープンな環境下で、互いの小さな頑張りや貢献にピアボーナスを添えて投稿し合い、頻度高く感謝することで、価値を生み出している従業員が報われない状況を解決し、評価の実感やパフォーマンスを上げ、組織の生産性や挑戦性を高めていくことが目的だという。



パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供する「HITO-Linkパフォーマンス」。


「HITO-Linkパフォーマンス」はOKRによるオープンな目標管理と、成果に関するリアルタイムなフィードバック、定期的な1on1ミーティングによって、納得感のある人事評価を実現し」、社員のパフォーマンスを高めることが可能なパフォーマンスシステムだという。



と各サービス提供者の熱のこもったプレゼンタイムは終了。
どれも働く側の立場に立った素晴らしいシステムであることは勉強会参加者には十分に伝わったことだろう。

人生観、仕事観はみんなそれぞれだが、やっぱ “働きやすい”“生きやすい”職場が良いもんだと思う。そのために「HRテック」の動向は今後も要チェックだ!


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