写真 柄がついた畑)

2019年10月24日の今日は、暦の上では「霜降」(そうこう)にあたります。
(注:新暦計算と国立天文台暦計算室とでは1日ずれる場合があります)
「まだ早いよ」「なにそれ?!」という方もいらっしゃると思いますが、漢字があらわす通り、「霜が降りるようになる時期」を表しています。暦の二十四節気の中でも、秋の最後の節目となっていて、この時期を超えると、いよいよ立冬を迎えます。

都心では「霜が降りる」ところや「霜柱がたつ」ところまでは、なかなか見られなくなりましたが、車のフロントガラスや畑では、気温が低いと、うっすら凍っていたりします。

暦の上での言葉は、普段の生活の中で根付いており、季節を表す言葉として便利なため、天気予報や手紙の書きだし、俳句の季語等など、日常的に広く使われています。

現在私たちが利用しているカレンダーは、新暦(グレゴリオ暦)ですが、暦の上での名称などは、それ以前の中国でつくられた旧暦の二十四節気の名称をほぼそのまま使っています。

暦の中で季節を表す言葉として存在する二十四節気とは、一年を24で割って、それぞれの季節にあった言葉を表しており、もともと、旧暦の季節のズレを修正するための目安の言葉だったものです。

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さらに、5日後と区切って、気象の動きや動植物の変化を知らせるための言葉として、七十二候があります。明治時代からの略本暦ではこの時期、以下の言葉が記されています。

「霜始降」(霜が降り始める) ― 霜がそろそろ降りてくる
「こさめ時施」(小雨時々施る)― 小雨が時々降る    
「楓蔦黄」(もみぢつたきばむ)― 楓 (かえで) や蔦の葉が色づく 

いつのころからか、季節感に触れることが少なくなった現代。
暦の言葉に耳を傾け、季節感を感じてみましょう。

参照:国立天文台 暦計算室

参考文献 :「暦のからくり」岡田芳朗著 はまの出版
      「こよみ」岡田芳朗著 神社新報社
      「こよみ読み解き事典」岡田芳朗、阿久根末忠共著、柏書房
Written  : コヨミズム
Photo    : Jimmy LauによるPixabay


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