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先日、時間をテーマにした新しい日本酒ブランド「HINEMOS」(ひねもす)https://hinemos.tokyo/
が立ち上がりました。「HINEMOS」とは日本語で「終日」の意味。終日=全ての時間で、それぞれのお酒を楽しむ“時間に寄り添う”日本酒というコンセプトなのだそう。

「日本酒は精米歩合や製法により分類され、様々な呼び名があり難しい印象がありますが、例えば“夜7時には「SHICHIJI」(7時)という純米スパークリングで乾杯!”というように、時間ごとのイメージでお酒を選んだりもできます」と説明するライスワイン代表取締役の酒井優太氏(上の写真の中央)。ボトルもとてもオシャレで美しく(写真下)、日本酒初心者にもわかりやすくていいかもですね。

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現在は全部で6種をラインナップしていますが、これから辛口などを中心に種類を増やしていくのだとか。中には5%程度の低アルコール原酒もあるので、「もし24時間24種になったら丸1日飲み続けられちゃう!?」と、記者会見では酒好きライター仲間と冗談話で盛り上がったのでしたー。

しかもミシュラン一つ星の「鈴なり」の姉妹店「割烹 てるなり」(四谷三丁目)の村田明彦シェフとのコラボレーションで、10月17日(木)〜10月31日(木)までペアリングフェアも開催しています。スペシャル料理6品と「HINEMOS」6杯のコース(税別10,000円)を提供中です。


記者会見ではペアリングの試食もさせていただきました。中でも私のお気に入りは、「〆鯖 キムチカクテキあられ 大葉酢のソース」に「HACHIJI」(8時)(写真左)と、「フォアグラ大根 コンソメ飴と蕎麦の実」に「JUJI」(10時)(写真右)の組み合わせ。

日本酒ではキムチはあまり合わせませんが、白濁のお酒の「HACHIJI」は口あたりの良い甘口で、まるでマッコリのようでキムチカクテキと見事に合いました。〆鯖や大葉酢の酸味も効いて絶妙な味わい。一方「JUJI」はボディ感のある純米吟醸酒で、濃厚なフォグラ大根と奥深いハーモニーを奏でていました。美味しすぎて思わずため息が漏れてしまいます。

そして11月1日(金)〜11月14日(木)はイタリアンの「ラパルタメント ディ ナオキ」(麻布十番)の横江直紀シェフとのコラボレーションも実施されます。スペシャル料理6品とシェフ厳選のお任せ料理7品に、ペアリング10杯!も付きます。(価格は税別17,500円)


「スモークをかけた秋刀魚と紫芋のテリーヌ」(写真左)はとても美しい一皿で、白ワインのような酸味がある純米酒「NIJI」(2時)を合わせていました。キレがあるお酒なので、青魚の旨みや、サンマの肝を使った少し苦味のある濃厚ソースと相性抜群でした。またとても香ばしい「栗とゴルゴンゾーラチーズの焼きリゾット」(写真右)には純米大吟醸「KUJI」(9時)をペアリング。

そのまま味わっても十分に美味しいのですが、お酒のペアリングの他に、「KUJI」を加熱してアルコール分を飛ばしたお酒(というより出汁のような味わい)を、焼きリゾットにかけて味わうという、シェフのアイディアが光った一品。

「香り豊かな大吟醸酒を温めてしまうなんて!」と最初は驚きましたが、旨味が引き出されて、酸味もプラスされ、ゴルゴンゾーラのお茶漬け風が見事な風格を放っていました。日本酒はこんな味わい方もできるのですね〜!本日も新発見!

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写真左が「割烹 てるなり」の村田明彦シェフ、右が「ラパルタメント ディ ナオキ」の横江直紀シェフ。二人のトップシェフとの贅沢なコラボレーションで味わう新しいお酒「HINEMOS」。少しずついろんな時間帯の「HINEMOS」を一度に制覇するなら、期間限定のペアリングフェアがお得のようです。この機会に出かけてみては?