大雪 画像

2019年12月7日の今日は、暦の上では「大雪」(だいせつ)にあたります。
(注:新暦計算と国立天文台暦計算室とでは1日ずれる場合があります)

天気予報でよく耳にする「暦の上では〇〇ではー」というくだり。ここでいう「暦」は、二十四節気のことを指します。一年を24で割って、それぞれの季節にあった言葉を表すもので、もともとは、旧暦の季節のズレを修正するための目安の言葉だったものなのです。

「大雪」は、太陽が黄経255度に達した時で、冬の最後の節気で立冬から1か月後の節気となります。1年で一番昼が短い時期でもあります。

翌日の8日は「事八日」。主に関東は「事始め」、関西は「事納め」の日とされています。前者は正月の諸準備を始める日、後者は、1年の神事、農事の納めの日とする、というもの。
また、この日を別名、「物忌の日」といい、「一つ目小僧」や「魔物」がやってくる日として恐れられていました。そのため、目籠を竿に吊り下げたり、柊や鰯の頭を門口にかけて魔よけのような役割を担わせた。この日、針供養も行うのも針仕事を忌み嫌うという慣習から。

また、二十四節気から、さらに、5日ごとに区切って、気象の動きや動植物の変化を知らせるための言葉がありますが、それを七十二候といいます。明治時代からの略本暦では「大雪」の七十二候について、以下の言葉が記されています。

第一候
「閉塞成冬」 空寒く冬となる
空は寒々しく
第二候
「熊蟄穴」    熊穴にこもる
 熊は冬眠し
第三候
「鮭魚群」   鮭の魚群がる 
 鮭が生まれ育った川に戻る時期。

日本のさまざまな四季の中の冬の情景を、繊細に表しています。  

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いつのころからか、季節感に触れることが少なくなった現代。
暦の言葉に耳を傾け、季節感を感じてみましょう。

出典:国立天文台 暦計算室

「こよみ」岡田芳朗著 神社新報社

Written:コヨミズム
Photo:Pavel Karasek/Pixabay


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