チャリティーエイド財団(Charities Aid Foundation)による調査「CAF WORLD GIVING INDEX 2018」(※)の「見知らぬ人への手助けランキング」で、日本は144カ国中142位という結果でした。かなり低い結果に驚きですが、「手助けしたい!」という気持ちがあっても、「断られるかもしれない……」「相手が本当に困っているのかわからない」と思い、声をかけるに至らないという人も多いのではないでしょうか。
こうした状況を受け、大日本印刷は、「手助けしたい!」という気持ちや、反対に「助けてほしい!」という気持ちを手軽にマッチングしてくれるアプリ「May ii(メイアイ)」の提供を今年7月25日に開始しました。
サービス提供開始以来、アプリを利用して約1,500件のリクエスト(サポート依頼)、500件以上のマッチング(実際の手助け・サポート)が行われ、アプリのダウンロード数は10月末時点で累計18,000件を突破したそうです。
また、9月28日(土)からはアメリカ合衆国のApple App StoreおよびGoogle Play Storeでの提供も開始されました。
そして、11月5日(火)からは東京都内での利用可能エリアが従来の「市ヶ谷駅周辺・渋谷駅周辺」から「東京23区内」へと拡大し、ますます利用の幅が広がりそうです。
東京オリンピック・パラリンピックを機に、訪日外国人や高齢者、障がいをもつ人々に使いやすい案内表示や、施設・設備、対応が求められるようになってきています。
開催期間中は、手助けを必要としている人に遭遇することや、反対に自分が手助けを必要とする機会も増えるかもしれません。2020年に向けて、「アプリで手助け」をはじめてみませんか?
アプリ概要
価格:無料
推奨環境:iOS 11以上、Android 6.0以上。※スマートフォンおよびタブレット端末のみ対応
対応言語:日本語、英語、韓国語
利用時間:8時〜21時
利用エリア:東京都23区内、神奈川県(川崎市・川崎駅周辺)、福岡県(福岡市天神駅周辺)、
北海道(札幌市札幌駅周辺)※詳細はWebサイトをご参照ください。
「May ii」特長
・街なかで困りごとを抱える人の「意思表示」を後押しし、周囲の手助け可能な人に気付きを与え助け合いを促進するアプリです。
・リクエスター(サポートが必要な人)と近隣にいるサポーター(サポートしたい人)をGPSを利用してマッチングすることができます。
・アプリの言語や「スマートフォンの設定言語」に対応。外国語が得意でない方も訪日外国人とのやり取り・サポートが可能です。
・貯まったポイントに応じてアプリ内のキャラクターが成長し、アプリ内で確認できることによりユーザーのモチベーション向上を促します。
詳しい使い方は、こちら:https://mayii.jp/